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2021/5/31 22:00

在宅勤務の「コミュニケーション不和」を改善するコーヒーマシン【愛用品コラム62】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 62:ネスカフェ「ドルチェ グスト ジェニオ アイ」】

●起

持ち物は、ある日突然、予期せず壊れるものだ。昨年買い替えたテレビも、前日まで壊れるそぶりなんてまったくなかった。逆に言うと、「そろそろ壊れるんじゃない?」と思っているうちは意外に壊れない。

 

●承

で、我が家で、ポンコツになってきつつ、なかなか壊れないのがドルチェグストの本体である。抽出が止まってもポタポタと垂れるし、カプセルをセットするレバーが固くなってきているが、いまのところは問題なし。いつ買ったかもおぼろげで、掃除してもこびりつきが取れないぐらいまで、使い倒している。

 

●転

同時に、山田家ではコミュニケーションツールとしての役割も大きい。「コーヒー淹れて」というとき、きちんと淹れるなら、お湯を沸かすところから始まって、仕事の合間の作業としては地味に負荷が大きい。

 

が、これなら全てが完了するまで1〜2分。妻にコーヒーを届ければ、ひと言ふた言会話が生まれる。ちょっとした気遣いも一緒にお届けできる。お互いに在宅勤務していると、相手の空間に入り込むのが難しくなるが、これなら軽やかに突破できる。

 

●結

ドルチェグストはカプセルの定期便もやっているので、頻繁に飲むならサブスクを利用すれば良い。だが、なぜか我が家では隔週ペースでスーパーで購入している。

 

日曜日に一週間分の食糧を買い込むとき、近所のライフのレジ前で「ドルグスあったっけ?」という会話をする度、そして、慌ただしく買い物カゴに入れる度に、週末が終わるのを感じ、変わらない日常を噛み締めている。言うなれば、マイルストーン家電だ。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。