日立グローバルライフソリューションズは6月3日、スマホと連携できる過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W1Z」を発表。7月3日から発売します。想定価格は10万4500円となる見込みです。
日立グローバルライフソリューションズによると、自宅での食事機会が増えたことで、オーブンレンジには調理の時短や省手間などへの貢献が期待されているそうです。また、食生活においては「野菜を多くとることを心がける」「献立に悩むことが多い」といった調査結果が出ているとのこと。
そこで、MRO-W1Zは火加減をオートコントロールすることで、手軽においしい料理を作ることができるほか、オートメニューを拡充し、献立の幅を広げられるとしています。
具体的には、食品の重さと温度をはかる日立独自の「Wスキャン」に、野菜をシャキシャキに仕上げる新制御を採用。食品の重さと表面温度から必要な加熱量を算出したうえ、短時間で食品の温度変化を見極めるセンシング技術により、最高1000Wの火力で一気に調理します。この制御によって、野菜から出る水分を抑えて、シャキシャキの食感に仕上げてくれるとのこと。
また、Wスキャンを使ったオートメニューには、最高1000Wの火力で野菜をシャキシャキに仕上げる「野菜シャキシャキメニュー」と、最短1分で1人分のおかずができる「最短1分スピードメニュー」を追加。これに加えて、従来から好評だった「簡単プラボウルメニュー」や、「冷凍から焼き物」、「クックパッド」や食品メーカーと共同開発したオートメニューを用意しています。
さらに、献立決めや本体の操作をスマホからできる「ヘルシーシェフアプリ」と連携が可能となっています。
本体サイズは幅497×奥行き442×高さ375mmで、重量は約18kg。庫内の容量は30Lとなっています。このほか、加熱方式はレンジ、オーブン、グリル、スチーム、過熱水蒸気を採用しています。野菜不足になりがちな人にピッタリなモデルと言えそうです。