パナソニックは7月12日、スマホアプリ「キッチンポケット」と連携する、炊飯と調理の1台2役をこなせるIoT対応炊飯器「ライス&クッカー」SR-UNX101を発表。9月1日に発売します。市場想定価格は4万5000円前後(税込)です。
パナソニックによると、ライフスタイルの多様化により、食に対する価値観や家電に求める機能も人それぞれになっているとのこと。そこで、スペックを自分仕様にカスタマイズできるライス&クッカーの発売にいたったそうです。
従来の炊飯器は、本体に多数のコースが搭載されていますが、ライス&クッカーは3種類の炊飯コースのみ登録できる仕様になっています。これにより、シンプルな操作性を実現しています。
炊飯コースはキッチンポケットを使って、25通りある中から3つを選べます。さらに、その年のお米の出来栄えに合わせて炊飯プログラムの更新も可能。毎年おいしいごはんを楽しめるとしています。
また、調理専用プログラムを搭載。食材をセットし、キッチンポケットからレシピを本体に送信するだけで、食材の温度変化を検知し、適切な時間や火力でスープや煮込み料理、ケーキなどの多様な料理を作れます。なお、調理レシピは最初10種類ですが、「DEAN & DELUCA」監修メニューを含む新しいレシピを、2021年10月以降に随時追加配信予定とのこと。
本体サイズは幅25×奥行き32.1×高さ20.1cmで、重量は約5kg。炊飯容量は0.09~1リットルまでです。
使う機能と使わない機能を取捨選択できると、家族構成に変化があった際などに便利そうです。また、シンプルで使いこなしやすそうな点も魅力と言えるでしょう。