IoTの導入などにより、高度な機能で安全性を高めるアイテムが普及。中でもホームセキュリティ製品は、低価格ながら先進技術を搭載している製品が多いのも最近の傾向だ。今回は家電のプロたちに忖度無しでオススメできる高コスパなホームセキュリティ製品を聞いた。
※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。
私たちが選びました!
【その①】来客をモニターで確認できて留守中の来客も自動的に録画
パナソニック
モニター付きドアカメラ VS-HC400-W
玄関ドアにかけるだけで設置できるドアモニター。チャイムの音を検知すると自動的に撮影を開始し、室内に設置したモニターに表示したり、そのまま通話したりできる。留守中にチャイムを鳴らされた場合に自動録画する機能も搭載。
<ココが価格以上>
「モニターは室内の好きな場所に設置や携帯ができるので、壁面埋め込み型のような都度のモニター前までの移動が不要。別売の通信機器と連携すればスマホでの確認も可能です。工事不要なのもメリット。」(コヤマ)
【その②】累計55万人が使った爆売れスマートロック
Qrio
Qrio Lock Q-SL2
開閉センサーが付属し、ドアが閉まると自動的に施錠してくれるため、鍵を閉め忘れる心配なし。電池は動作用の2本に加えて予備の2本もセットでき、切れると自動で切り替わるので、不意の電池切れを防げる。
<ココが価格以上>
「鍵が開くまでの反応が他機種と比べて速い点を評価。外出先から鍵の閉め忘れがないかの確認もできます。スタイリッシュなデザインも推しポイントです。スマートな暮らしを手に入れたいならお試しあれ!」(奈津子)
【その③】来客の確認や応対が外出先からでもできる!
Amazon
Ring Battery Doorbell Plus
チャイムを装備した玄関カメラ。チャイムが押されたタイミングでスマホやタブレットに通知が届き、外出先でもカメラの映像を動画で確認したり、リアルタイムで会話したりできる。カラーナイトビジョン機能で、夜間でもカラー映像の表示が可能。
<ココが価格以上>
「人の動きや置き配の荷物を検知してお知らせする機能もあり、検知した映像をあとから見返すこともできます(2024年4月以降は有料)。若干のタイムラグはあるものの、難しい配線工事が一切不要なのも魅力です。」(安蔵)
【その④】声や動きを検知して自動でユーザーのほうを向いてくれ便利
Amazon
Echo Show 10 第三世代
大画面とフロントカメラを装備したスマートスピーカー。音声で操作できる「Alexa」のほか、動画配信やビデオ通話などを利用できる。人が動いても画面が回転して追尾してくれるため、画面とカメラが常に利用者を向いているのが便利。話者の自動拡大機能も備える。
<ココが価格以上>
「350度自動回転する機能は、家事などの合間に画面を見たいときや、外出中の見守りカメラとして重宝。私が愛用していた第二世代に比べると、スピーカーとプロセッサーの性能の向上を実感します。」(奈津子)
【その⑤】安心・安全に役立つ暮らしの情報をプッシュ通知
パナソニック
ワイヤレスモニター付 テレビドアホン VL-SWZ700KF
夜間でもカラー表示できる高感度カメラとLEDライトを装備し、インターネット接続もできるドアホン。壁に取り付ける親機画面のほか、持ち運べる子機の画面でも応答できる。画面には気象情報や災害情報のほか、「ゴミの日」のような生活情報もプッシュ通知。
<ココが価格以上>
「外出先でもインターホンに対応できるので、空き巣犯に対して在宅を装うことができ、不審人物の証拠映像も残せます。一見高価に見えますが、価格以上の働き。安心はお金に換えられませんね。」(近藤)