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2024/8/26 12:00

ヘッドの新機能“2・3・4”がオンリー“1”の掃除のしやすさを生む! 日立クリーナーPV-BH900SMの強烈進化

広告:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

コードレススティック掃除機は日々進化しており、多様なニーズに応えるべく日立グローバルライフソリューションズ(以下、日立)では吸引力と軽さで選べる複数のモデルが発売されています。強い吸引力と使いやすさで人気のシリーズ「パワーブーストサイクロン」に新モデルとなる「PV-BH900SM」が登場しました。「PV-BH900SM」は従来機種PV-BH900SLと同じ標準質量1.6kgをキープしたままヘッドが大幅に進化しました。「2・3・4」の数字を冠した新機能を搭載することで、さらなる掃除のしやすさを実現しているのです。「2・3・4」とはいったい何か……? 以下で順番に見ていきましょう!

↑充電台に設置した状態の「パワーブーストサイクロン PV-BH900SM」。充電台には多彩なツールも収納しています

SPEC●連続運転時間:標準約40分(パワフル スマートヘッド plus使用時) ●充電時間:約2時間 ●本体寸法:L 225×W 230×H 1024mm(スティック時) ●標準質量:1.6kg*標準質量は本体・延長パイプ・ヘッド・電池の合計質量です

 

数字の「2」→「2アングル形状」がじゅうたん奥のごみまでしっかりかき出す!

現在、コードレス掃除機は高い集じん力を誇る「パワータイプ」と、軽量で取り回しやすい「軽量タイプ」などがあります。強い吸引力を誇る「PV-BH900SM」のパワーの秘密は小型・軽量ながら強力な「パワフル3Dファンモーター」の搭載にあります。

↑「パワフル3Dファンモーター」のイメージ

 

モーターによるパワフルな吸引力に加え、「PV-BH900SM」はヘッドが「パワフル スマートヘッド plus」になり、さらなる進化を実現しました。

 

さて、新ヘッドでまず紹介したいのが、先述の数字「2・3・4」のうち「2」を冠した新機能。それが、ヘッド内部にある回転ブラシに施された「2アングル形状」です。新ヘッドはブラシの毛を2通りの角度(2アングル)で配置し、床面からごみをしっかりかき出します。

 

掃除機は基本的にフローリングよりもじゅうたんの掃除を苦手としていますが、「PV-BH900SM」はこの「かき出す力」により、じゅうたんの奥のごみまでしっかり掃除できるのです。

↑「2アングル形状」のイメージ。青と赤のブラシを異なる角度にしています

 

↑じゅうたんの上にまいた重曹で吸引テスト。ヘッドが通ったあとは重曹がしっかり取れています

 

なお、「パワーブーストサイクロン」シリーズのヘッドは、ブラシの力で前進する自走機能を採用。「PV-BH900SM」は2アングル形状により、自走機能に加え、ごみをしっかりかき出します。

 

数字の「3」→「3方向ごみくっきりライト」で壁ぎわのごみもくっきり!

続いて紹介するのが、「3」という数字に関わるヘッドの新機能「3方向ごみくっきりライト」です。

 

掃除機で部屋をキレイにするには、床のごみを見えやすくすることも重要。従来機種PV-BH900SLでは、「ごみくっきリライト」と呼ばれるLEDライトで「もっとも明るく感じる」とされる緑色の光を採用し、見えにくかった床のごみを浮かび上がらせていました。

 

新モデル「PV-BH900SM」は照らす範囲が従来機種PV-BH900SLから進化。従来機種PV-BH900SLの「ごみくっきりライト」はヘッド前方を照らしていましたが、進化した「3方向ごみくっきりライト」はヘッド前方だけでなく左右も照らすので、広い範囲のごみを浮かび上がらせます。

↑従来よりも広い範囲を照らせるようになった「3方向ごみくっきりライト」

 

ヘッドの左右を照らせるようになったことで、さらに壁ぎわや階段の掃除がしやすくなりました。壁ぎわや階段などではヘッド前面を壁に当てながら掃除するため、従来のヘッドではライトがふさがれて床面を照らせませんでした。一方、「3方向ごみくっきりライト」は同じ状況でもヘッド左右のごみまでしっかり照らしてくれます。これにより、壁ぎわのごみを確認しながら、掃除することができるのです

↑「3方向ごみくっきりライト」のおかげで、ヘッドを壁に当てた状態でも左右のごみが確認できます

 

 

数字の「4」→「4方向吸引機構」で前後だけでなく左右からも吸引!

最後に「4」の数字を持つヘッドの進化が「4方向吸引機構」です。多くの掃除機はヘッドの前からごみを吸い込むことを得意としています。日立は従来機種PV-BH900SLで掃除機を前後に押し引きをして掃除をした際に後方のごみを引きずらずに吸い込む「シンクロフラップ」を採用しており、前後のごみを吸うことができていました。さらに今回の新ヘッドはヘッドの左右からもごみを吸引する流路を設け、ヘッド前後はもちろん、左右のごみも吸引するようになりました。

↑ヘッド左右の赤枠で囲った部分にごみを吸引する流路を設けました

 

↑4方向吸引機構のイメージ。ヘッド前後はもちろん、左右からも吸引します

 

「4方向吸引機構」のメリットは、壁ぎわの掃除がより効率的にできるようになったこと。従来のヘッドは側面よりも前面での掃除を得意とするため、壁ぎわのごみをしっかり掃除するにはヘッド前面を壁につける必要があり、スムーズに動かすのに少々苦労することも。一方、ヘッド左右からも吸引してくれる「PV-BH900SM」は、壁にヘッド側面をつけてスーッと前後へ滑らせるだけで、壁ぎわのごみも一気に掃除してくれます

↑重曹をまいた床での壁ぎわの吸引テスト。「4方向吸引機構」のおかげで壁ぎわもキレイに吸引できています

 

掃除をもっと楽しく!「ARおそうじ」機能

ヘッドの新機能のほか、専用アプリを採用した新しい機能も搭載されています。それが「ARおそうじ」です。

 

「ARおそうじ」は、アプリ上で実際に掃除をした部分の軌跡が表示されるというAR技術を活用した機能。掃除の軌跡には色がつくため、自分が部屋のどこを掃除したのかがアプリ上で可視化できるのです。マップありモードのアプリ画面右上にはあらかじめ設定した部屋のマップが表示され、部屋のどこを掃除できているかを見ることも可能です。

※正確な軌跡を表示するものではありません

※スマートフォンは付属していません

※ARおそうじ中はスマートフォンの画面を注視しないでください。また、必ず周囲の安全を確かめたうえでARおそうじを使用してください

↑「ARおそうじ」のイメージ。おすすめのスピードで掃除をしている間は、画面の周囲が緑色に色づきます

 

なお、マップありモードでは「ARおそうじ」をスタートすると、部屋を掃除する広さに応じて「木の実」をゲット。また、ランダムで「ほこりキャラ」が出現します。掃除後は掃除結果に応じてメッセージが表示され、マップのカバー率をスコア化。いままで見えていなかった「掃除のがんばり」が可視化されるため、掃除に対するモチベーションも上がるのではないでしょうか。

↑「ARおそうじ」終了時の画面。1台のスマートフォン端末で最大5人まで登録できるので、家族みんなで楽しくお掃除することも可能です

 

↑このほか「PV-BH900SM」は、さまざまな場所を掃除できる多彩なツールも魅力。延長パイプ、スマートホース、伸縮すき間用吸口、布用ブラッシングヘッド、ほうきブラシ、スマホホルダー、ハンディブラシが付属しています

 

パワフルな掃除機からオンリーワンの掃除機に

「2アングル形状」「3方向ごみくっきりライト」「4方向吸引機構」によって、ヘッドが大きく進化した「PV-BH900SM」。今までの掃除機にあった「ごみが見えない」「ごみが吸えない」といった悩みを減らし、壁ぎわや階段、暗い場所など、今まで面倒に感じていたシーンでの掃除も格段にラクにしてくれました。「パワーブーストサイクロン」はもともとパワーの強さで人気がありましたが、新たに「2・3・4」の数字を冠する新機能を得たことで、押しも押されもせぬモデルとなったのです。

 

ヘッドの新機能でお掃除をラクにし、さらに「ARおそうじ」も搭載したオンリーワンのモデル「PV-BH900SM」。みなさんもぜひ体験してみてください!

 

 

撮影/湯浅立志(Y2) 取材・文/倉本 春