ライフスタイル
2016/2/15 20:30

技術立国の真髄が体感できる“ニッポン再発見”施設が続々オープン!

2016年のレジャースポットのキーワードは「日本の再発見」。クルマの組み立て、衣類の縫製など、日本が誇るものづくりの技術が楽しめるテーマパークや、限られた空間を有効利用した駅施設など、“日本ならでは”のワザが見える施設が続々オープンします。

 

日本が世界に誇る技術を楽しく学べる施設が充実!

日本の技術に興味を持つ訪日外国人増加の影響を受け、業界に日本を再評価する流れが生まれています。これを受けて誕生するのが、総工費約1000億円をかけ、2016年3月18日にオープンする「グッジョバ!!」です。

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グッジョバ!!は、よみうりランド内に展開される新エリア。自動車・食品・ファッション・文房具など、4業種のモノづくりの技術を楽しみながら体験できます。

 

アトラクションは、車体への部品の取り付けから、試走、船積みまで楽しめる日産自動車監修の「カスタムガレージ」や、縫製など洋服の製造工程がわかるコースター「スピンランウェイ」、カップ焼そばの製造・調理工程が体感できる「スプラッシュU.F.O.」など全15種をラインナップ。

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ライドコンテンツと、日本の技術が学べるコンテンツの融合が新鮮で、親子でも楽しめそう。「日本の技術を学びたい」という外国人観光客にも、魅力的な施設となりそうです。

 

人気の鉄道系スポットが京都に登場。新宿にも大型商業施設が

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4月には、日本が世界に輸出する鉄道技術を学べる「京都鉄道博物館」もオープンします。SLから新幹線まで新旧の53両の車両や、重要文化財の扇型車庫などが見学可能で、展示車両は触ることもできます。運転シミュレーターなどの体験型展示も豊富で、毎日運行する「SLスチーム号」にも乗車できるなど、ヒットが確実視されています。

 

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3月に開業する新宿南口の「ミライナタワー」は、地上32階、地下2階の複合ビル。4階にバスターミナル、線路上空の5~7階に広場やホールを設置するなど、限られた土地を多層的に活用する日本ならではの技術が生かされています。交通の要衝としてだけではなく、新たなレジャースポットとしても注目されています。

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外国人が日本を知る専用スポットが激増の兆し!

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訪日外国人の増加を受け、外国人限定スポットも増加中。東京・六本木の「銀政-GINMASA」は、外国人旅行者を対象とする完全予約制の日本食専門店。はっぴの試着など、日本の文化に触れられるサービスが特徴です。

 

また、三越銀座店は、外国人旅行客のための免税フロアや専用ラウンジを開設し、増加する訪日外国人需要に対応。こうした訪日外国人向けスポットやサービスは、今後ますます増加していくと見られています。