ライフスタイル
2017/6/30 14:00

コレならたばこを吸わない人も快適! においや灰が出ない電子たばこ「プルーム・テック」の専門店に行ってみた

愛煙家を中心に注目を集めている、JTの電子たばこ「プルーム・テック」。いままではオンラインショップと福岡市内のオフィシャルショップのみでの発売で、希少性もあって品薄状態が続いていました。ただ徐々に体制が整い、6月29日に待望の専門店が東京に上陸! 1号店となる「Ploom Shop銀座店」の内覧会に行き、ショップや商品の詳細とともに担当者にインタビューをしてきました。

 

実際に商品を試せるショールームのような存在

なかなかレアなアイテムだけに、まだ実物を見たことがないという人も少なくないはず。プルーム・テックは、基本的にスターターキットなどで本体となるプルーム・テック・バッテリーを購入し、別売のカートリッジとたばこカプセルを装着して楽しむものです。

↑右下の細い筒状のものがプルーム・テック・バッテリー。スターターキットの価格は4000円で、ACアダプター、USBチャージャー、キャリーケースが同梱されています
↑右下の細い筒状のものがプルーム・テック・バッテリー。スターターキットの価格は4000円で、ACアダプター、USBチャージャー、キャリーケースが同梱されています
↑カートリッジとたばこカプセルは別売りで、「メビウス・フォー・プルーム・テック」として各460円。フレーバーはレギュラー、メンソールのグリーン、ベリーミントが香るパープルの3種類がラインナップされています
↑カートリッジとたばこカプセルは別売で、「メビウス・フォー・プルーム・テック」として各460円で販売。フレーバーはレギュラー、メンソールのグリーン、ベリーミントが香るパープルの3種類がラインナップされています

 

いわば、ショールームとしてプルーム・テックを見たり触ったり吸ったりして体験できるのが、Ploom Shop銀座店なのです。ただ購入には注意点が。スターターキットの購入は、Ploomブランドサイト内の専用ページで事前予約が必要となり、当面の間はひとり1キットのみとなります。

 

非喫煙者が普通のカフェとしてくつろげる快適な空間

Ploom Shop銀座店は、銀座駅から徒歩1分程度の裏路地にあり、地下1~地上2階の3フロアで構成。1階は、プルーム・テックのデバイスやアクセサリー販売を行う「Ploom Shop」になっています。デザインのコンセプトは“JAPAN SENSE”。左官技術で仕上げた清潔感ある風合いの壁面や錫を使った照明など、日本の技術や美意識が随所にちりばめられています。

↑1階。壁面やカウンターにはプルーム・テックのアクセサリー類が展示されています
↑1階。壁面やカウンターにはプルーム・テックのアクセサリー類が展示されています
↑スタッフが丁寧に説明してくれます。ちなみにユニフォームは、日本のアパレルブランド「Minotor」(ミノトール)とのコラボレーション
↑スタッフが丁寧に説明してくれます。ちなみにユニフォームは、日本のアパレルブランド「MINOTAUR」(ミノトール)とのコラボレーション

 

2階は「RETHINK CAFE GINZA with Ploom TECH」というカフェスペースになっています。コーヒー豆は、米国の人気ロースター「VERVE COFFEE ROASTERS」が監修。プルーム・テックのフレーバーのイメージに合わせて開発された、3種類のオリジナルコーヒーが看板メニューです。

↑プルーム・テックを吸わない人でも楽しめる空間になっていて、1階を通らずに利用することが可能
↑プルーム・テックを吸わない人でも楽しめる空間になっていて、1階を通らずに利用することが可能
↑コーヒーは380円から。また、この日は210円のクッキーも用意されていました
↑コーヒーは380円から。また、この日は210円のクッキーも用意されていました

 

店内にはくつろげるシートが用意されていて、全30席。興味深いのは、「NO SMOKING, Ploom TECH ONLY」であるということ。プルーム・テックならOKということですね。

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なお、地下1階はギャラリー&イベントスペース。展示会を中心にトークショーや物販など様々なイベントが予定されており、こちらも「NO SMOKING, Ploom TECH ONLY」です。

 

吸う人と吸わない人の共存を目指すプルーム・テック

今回のイベントでは、JTの担当者にインタビューをすることができました。出店の背景や経緯をたずねると、ひとつはすでにオープンしている福岡のショップにおける反響の大きさ。筆者が特に興味深いと思ったのは、喫煙者はもちろん非喫煙者から「においがない」という理解を得られているということ。この体験を、東京という大都市でさらに広めるための空間ということでしょう。

↑JTのたばこ事業本部のEPマーケティング部主任・嶋倉俊平さん
↑JTのたばこ事業本部のEPマーケティング部・嶋倉俊平さん

 

「プルーム・テックの特徴は、火を使わないのはもちろん、たばこ葉を直接加熱しないので煙のにおいがなく、灰も出ないこと。壁を汚すこともなく、従来の紙巻たばこに比べると非常にクリーンであり、吸われる方と吸われない方の双方が共存できるデバイスだと思っています。この世界観を、より身近に体感いただける空間としてオープンさせたのがPloom Shopですね。特にたばこを吸わない方に利用していただき、煙のにおいがほぼ皆無ということを実感していただきたいと思っています」(嶋倉さん)

 

プルーム・テックがほかの電子たばこに比べてにおいが出ない理由は、直接加熱しないという仕組みによるもの。この理解により、福岡では「紙巻たばこやほかの電子たばこはNGだけど、プルーム・テックならOK」という飲食店が現在約80以上あるとか。そして、その風潮は東京でも拡大しており、その数は120店以上もあるそうです。

↑プルーム・テックならOKという店にはこのプレートが。今後の拡大に注目です
↑プルーム・テックならOKという店にはこのプレートが。今後の拡大に注目です

 

この日は内覧会ということもあり、店内の各所でプルーム・テックを体験する人の姿を見ましたが、確かに白煙によるもくもくした空気感は皆無。たばこに由来する煙のにおいもまったくなく、完全禁煙のカフェと同じ雰囲気でくつろげました。

↑口から出ているのは、煙ではなく蒸気。本体が熱くならないので安全かつ、スイッチなどがなく吸い込むだけで瞬時に反応するという手軽さも画期的です
↑口から出ているのは、煙ではなく蒸気。本体が熱くならないので安全かつ、スイッチなどがなく吸い込むだけで瞬時に反応するという手軽さも画期的です

 

今後、東京では銀座以外にも新宿などで専門店を展開。たばこ店でも7月10日から港区、渋谷区、新宿区、千代田区、中央区、品川区の約100店舗で販売が始まります。たばこを取り巻く状況は非常に注目を集めていますが、革命児ともいえるプルーム・テックのムーブメントからは、ますます目が離せません!

 

【SHOP DATA】

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Ploom Shop銀座店

住所:東京都中央区銀座4-3-5 銀座AHビルB1~2F

アクセス:東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」B2出口徒歩1分

営業時間:11:00~21:00(カフェスペースはL.O.20:30)

定休日:年末年始(12月30、31日/1月1、2日)

 

【URL】

プルーム・テック https://www.ploom.jp/