住宅設備の総合ショウルームである「パナソニック リビング ショウルーム さいたま」が12月2日、さいたま市中央区にグランドオープンしました。元々、ショウルームはさいたま新都心駅の近隣にありましたが、展示スペースの拡大、イベントスペースの設置、専用駐車場の完備などを目的とし、京浜東北線与野駅近辺に移転し、新たにオープンします。
日本有数のベッドタウンで県民はインドア派ゆえにショウルームは必須
与野駅はさいたま新都心駅の隣の駅で、ショウルームは与野駅の西口から徒歩7分の距離。さらには埼京線の北与野も徒歩圏内なので、アクセスはかえって良くなった感があります。加えて、県道159号線沿いにあるので、車でのアクセスのしやすさが段違いになっています。
埼玉県は人口密度が全国4位で、昼夜間人口比率がもっとも低い(=昼の人口が少なく、夜の人口が多い=昼間は東京へ通勤している人が多い)という、日本有数のベッドタウンです。そのぶん戸建ても多く、実際に設備を間近で見られるリビングショウルームは、埼玉県民にとっても、パナソニックにとっても重要な存在です。そのため、ショウルームのサイズも東京の旗艦店に次ぐ大きさとなっています。
また、埼玉県は余暇・趣味・娯楽の行動者率が全国3位。その趣味や娯楽の内容も、音楽鑑賞・映画鑑賞・ゲーム・ガーデニングが上位です。つまり、アウトドアというよりは、インドア志向ゆえに、住空間の充実を求める土地柄にもなっています。その意味でも、埼玉県には住空間を提案してくれるショウルームが必須というわけです。
アラフォーとアラカンの2組の家族を想定してトータルで提案
同ショウルームの特徴のひとつは、「アラフォーの共働き夫婦と5才の子どもがいる家庭」「アラカン(還暦=60歳前後)の夫婦と20才の娘がいる家庭」という2組の家庭を想定し、商品展示だけでなく暮らし方を提案する展示になっていること。現状の生活の不満を解消しつつ、憧れの住空間を提案しています。キッチンやバス、トイレなど、住宅設備をそれぞれを単品で選ぶより、トータルコーディネートされているほうが、リフォームや新築後がイメージがしやすいということです。
クロスや床材も豊富に用意し、組み合わせがチェックできる
その他、壁紙(クロス)は定番の白以外も用意しているのも特徴。実際に色の組み合わせを確認することで、壁紙と住宅設備の組み合わせを失敗せずに選ぶことができます。
また、床材やドアの種類も豊富に取りそろえているので、こちらも実際に組み合わせて確認可能。ちなみに、天井まで届く高さ250cmのドアを用意しているのも、パナソニックならでは。ドアの高さに余裕があると開放感が増す効果があるそうで、実際に目にしてその感覚を味わうことができます。
土日には通いたくなるイベントが目白押し
イベントスペースでは、定期的にイベントを開催予定。識者による片付け教室や料理教室、実演販売士による実演ショー、IHクッキングヒーターの体験会などなどを用意。いちど住宅設備を導入したあとも、通いたくなるイベントが目白押しです。
ショウルームとしてのサイズは都心の旗艦店の方が大きいですが、「大きすぎて見て回るのが大変」「選択肢が多すぎて逆に決められない…」となりがち。その点、同ショウルームはトータルで提案してくれるので、選びやすいというメリットがあります。また、都心から30分~1時間程度で訪れることができるので、都内に住んでいる人にもオススメですよ。
パナソニックリビングショウルーム さいたま
●住所:〒330-0002 さいたま市中央区下落合1000-1●休館日:水・木(但し、祝日は開館)・GW・夏期・年末年始●開館時間:10:00~17:00