ライフスタイル
2018/5/7 16:00

材料は必要量の1.2倍は用意すべし!?【DIYリフォームの始め方④準備編】

~~DIYリフォームの始め方~~ 第4回:準備

 

ずっと同じ家に住んでいると、とこどころ傷みが気になってきたり、大胆にイメージチェンジしたくなったり、ということはありませんか? そんなときは、理想の住まいを手に入れるべく「DIYリフォーム」に挑戦してみましょう!

 

DIYリフォームでいちばん大事なことは、時間をかけて、自分らしいプランを練ることです。リフォームの時期、予算、情報収集、準備と、綿密に計画すれば、成功間違いなし! あれこれ悩んで選ぶのも楽しい作業です。とはいえ、何をどう進めればいいのかわからない……というDIYビギナーに向け、全4回にわたってDIYリフォームの簡単な始め方を解説します。

 

最終回となる本稿では、「準備」について取りあげます。

 

【ポイント①】

工期を決める

具体的なイメージと使用する材料が確定したら、工期を決めます。

 

それぞれの施工の平均日数は下の表を参考にしてください。ただし、部屋の広さや作業人数、作業スピードによって工期が変わるので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。集合住宅での音の出る作業は、平日なら9〜17時まで、土日は遅めに10時以降から始めるなど、近隣への配慮も必要です。

※6畳の部屋をふたりで施工する場合を想定。壁紙やクッションフロアをは
がしてから施工する場合は下地調整が必要。作業時間は下地の状態によって
増減します

 

【ポイント②】

必要な材料と道具を準備 

材料や道具は前日までにまとめてそろえておきます。作業を始めてから買い足しに行くと、効率が落ちるうえに、品切れなどで中断せざるを得ない場合があります。このような事態を防ぐためにも、材料は必ず多めに購入しておくこと。

 

特に、塗料などは塗り方や下地によって、表示された塗り面積の通りにいかない場合があります。材料はそれぞれ必要量の1.2倍を用意しましょう。

 

【ポイント③】

段取りよく作業する

1部屋をまるごとリフォームする場合は、天井、壁、床の順で施工するのが基本です。これは、完成した面を汚さないようにするためです。下のような工程表を作っておくとよいでしょう。

さらに、それぞれ部屋の奥から手前に向かって施工することも重要です。特に接着剤など乾燥時間を要する床材の場合は、出入口から始めてしまうと部屋から出るのが困難になります。必ず通り道を確保しながら作業を進めましょう。家全体をリフォームする場合もこれらの基本に従って施工します。

 

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