猫を飼うときに大切にしたい3つのポイント
1.爪とぎは猫にとって本能であると理解する
猫に自由に爪とぎをさせると、壁のクロスが破れ、床や柱が傷つき、部屋中がボロボロになってしまいます。また、爪とぎの音が近隣の方との騒音トラブルの原因になる場合も。とは言え、爪とぎは猫の本能ですからやめさせることはできません。
【対策】爪とぎできる場所を用意する
「賃貸物件で猫を飼う場合は爪とぎへの対策が重要です。猫がきちんと爪とぎできるよう、好みに合った爪とぎを用意してあげたり、爪とぎをしてほしくない場所を爪とぎ防止シートなどでガードしたりして、猫がストレスなく室内で過ごせるように工夫してあげましょう」(ペットホームウェブ・中根さん)
2.責任を持ってにおい対策を行う
「猫は肉食動物なので、排泄物の臭いが強いのが特徴です。そのため、猫トイレの臭い対策は猫の飼い主の必須事項となります。基本はこまめに掃除をしてあげ、消臭効果の高い猫砂やシステムトイレを使いますが、必要に応じて空気清浄機や脱臭機、消臭ビーズ、消臭スプレーなどを使いましょう。使用済みの猫砂やうんちは防臭袋に入れて、におい漏れにご注意ください」(ペットホームウェブ・中根さん)
※お住まいの市区町村やトイレのタイプによっては、うんちをトイレに流せない場合もあるのできちんと調べておきましょう。
【対策】におい専用のグッズを用意する
・においをシャットアウトするエチケット袋
「うんちが臭わない袋BOSペット用」(Sサイズ15枚入り)170円
「うんちが臭わない袋BOSネコ用」(Mサイズ90枚入り)1000円
https://bos-bos.com/
「犬用、猫用、ペット用と、用途・サイズ展開も豊富な防臭袋です。犬のお散歩用から、室内のゴミ箱用の大きなサイズまで揃っています」(ペットホームウェブ・中根さん)
・消臭効果だけじゃないペット用に開発されたスプレー
ハーパーベンソン「ミラクリーンP 500ml」4860円
http://harper-benson.com/item/mira/how/pet
「舐めても安心の消臭抗菌スプレーです。消臭だけでなく、ダニやカビなどからもペットを守ることができ、無臭なのでとても使いやすいです」(ペットホームウェブ・有瀧さん)
3.猫の飼育にも床対策を
猫は犬と違って爪を出し入れできるのですが、フローリングの床対策は必要です。「歩いているときや軽く走るだけのときは爪を引っ込めていますが、走ったり飛び上がったり、急に止まるとき床に爪を立てます」(ペットホームウェブ・中根さん)
【対策】ぺット用タイルカーペットなどを用意する
「犬の床対策と同じように、ペット用タイルカーペットやクッションフロアを猫の通り道や遊び場に敷いてください」(ペットホームウェブ・中根さん)
犬・猫の室内飼いの注意点や家づくりのコツに続き、最後に物件探しについても教えてもらいました。