ライフスタイル
2018/8/8 23:00

これからの子育て&介護のポイントは『多世代交流』――『子どもと高齢者ふれあいのコツ ~介護施設や園ですぐできる~』

少子高齢化…。ヤバいと思っていても、自分の生活で今のところ何も困ったことがないから、実感がない! しかし、平成52年(今から22年後)には、15歳未満の人口は全体の10%、65歳以上の人口が36になると言われています(公益社団法人 保険生命文化センターの調査データ)。これを言われてもまだピンと来ませんが、最新の統計データは、

 

・15歳以下は1571万人で、12.4%

・65歳以上は3461万人で、27.3%

 

なので、今以上に若い世代の人口が減少し、高齢者年齢が10%も増加する予測になっているのです。

 

暗い将来ばかりを考えてしまいそうですが、この状況をうまく活用できる方法はないのかなー? と、そんなことを考えている時に見つけた『子どもと高齢者ふれあいのコツ ~介護施設や園ですぐできる~』(本田恵子、岩谷由起、学研ココファングループ多世代交流委員会・著/学研プラス・刊)には、高齢者と子どもが交流することで豊かな保育・教育に役立つという研究結果が書かれてありました。そこで今回は、こちらの研究で紹介されていた「多世代交流」についてご紹介させていただきます。

 

 

多世代交流ってなに?

「多世代交流」とは、まちづくりや地域コミュニティが連携しながら、同世代の人だけの交流ではなく、様々な世代と交流をしていくことで、孤独な生活がなくなり、教育面でも役立つと期待されているものです。最近では、核家族が増えて来たことによって、妊婦さんや新米ママさんの孤独も問題になっていることもあるようです。

 

今回ご紹介するのは、3〜5歳の幼児と高齢者との交流をする「多世代交流」では、実際にどのような効果が期待されているのでしょうか?

 

1)感情の分化が促されるのではないか

2)思いやりの気持ちや見通しをつける力が育つのではないか

3)コミュニケーションの力が育つのではないか

(『子どもと高齢者ふれあいのコツ ~介護施設や園ですぐできる~』より引用)

 

では、どのような方法が検証されたのかご紹介していきましょう!

 

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