ライフスタイル
2018/9/3 20:50

Ginza Sony Parkは「銀座」にハードルを感じる20代女子の心を掴めるか?

「銀座で遊ぶのって、なんだかハードルが高い。」――銀座に憧れる20代女子としては、そんな思いがつい出てしまう。でも、銀座にオープンした「Ginza Sony Park」なら、気負わずに遊びに行けるかもしれない…。

 

 

“公園”をコンセプトとしたGinza Sony Parkは、旧ソニービルが建っていた数奇屋橋交差点の一角にあり、地上1階から地下4階までの構成。ゆったりとした空間があり、地下は吹き抜けになっていて開放的です。「遊ぶ」「食べる」「買う」が楽しめるスポットと聞き、さっそく遊びに行ってきました。

 

ローラースケートで遊びたい

Ginza Sony Parkでは、各階にさまざまなショップが出店していたり、期間限定のイベントを行ったりするスペースなどが用意されています。地下2階には、年間を通してさまざまな体験型のイベントを開催するイベントスペースも。

↑このローラースケート場ができたのは、ウォークマン初号機のパッケージにデザインされた“音楽を聴きながら公園でローラースケートを楽しむ二人”からのイメージによるものとのこと

 

現在は、第一弾のプログラム「PARK×MUSIC×ROLLER SKATE」が9月24日まで開催中です。ここでは、アップテンポなどの音楽が流れるなかでローラースケートを無料で楽しめます。予約は不要で、1回につき体験できるのは約30分間。レンタルシューズは、17~30cmの用意があり、大人から子どもまで楽しめます。

 

ローラースケート世代じゃない私は、その目新しさに「早く滑ってみたい!」と、うずうず。実際には滑れなかったのが残念……。激しいスポーツはしたくないけど、少し体を動かしたいときにもぴったりですね。

 

↑音楽を聴きながら楽しめるのは、ソニーならではの演出

 

コンビニだけどコンビニじゃない

藤岡ヒロシ氏がディレクターを務める“コンビニ”をコンセプトにしたショップ「THE CONVENI」が地下1階に出店されています。

 

一見、缶ジュースやペットボトルを販売している普通のコンビニに見えます。しかし、その缶をよく見てみると、なんとその中身はトートバッグ。ほかにも、サンドイッチやおにぎりかと思えば、実はタオルといったように、外見に惑わされるユニークな品揃えにテンションがあがります。友人へのプレゼントにトートバッグ入りの缶をあげれば、ちょっとしたサプライズになりそうです。

 

↑普通の缶とペットボトルのようだが、実際はトートバッグやTシャツなどが詰まっている

 

私が気になったのは、棚に並ぶ雑誌のおしゃれなラインナップ。すべて古本で揃えられているんです。月号が同じ年代別の雑誌が一緒に並んでいる様子は、古着などのヴィンテージものが好きな私にはなんだかおしゃれに映ります。眺めていると、ついつい手が伸びてしまいそう。

 

私が生まれる前の、1988年の雑誌も発見。どんな内容なのか興味が湧きます。2002年の雑誌「BOON」では、表紙を飾る窪塚洋介さんのいまと変わらないかっこよさにびっくり……。

 

↑さまざまな年代からピックアップした9月号の雑誌が揃う。ほかの棚には、「THE CONVENI」のオリジナルグッズも多く並んでいる

 

ほかにも、地上フロアに植えられた植物が購入できたり、ミシュランで星を獲得した中華料理店「MIMOZA」の飲茶スタンドがあったり、体験型のドライビングシュミレーターやXperia Touchを使ったゲームで遊べたりと、楽しみ方はさまざま。また、8月17日から9月9日までは、地上フロアに水族館の「Sony Aquarium」が開催される予定です。

 

↑地上フロアでは、「アヲ GINZA TOKYO」プロデュースの「買える公園」が展開。世界中から集められた植物が植えられている。すべての植物は購入でき、ひとつ売れると新しい植物が植えられるため、訪れるたびに表情が変わる公園になっている

 

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