ライフスタイル
2018/10/18 16:00

FPが教える子ども1人の教育費1000万、資産運用は? 保険は? プロが教える働き世代の正しい貯蓄の方法とは?

子どもの学費に、親の介護に、自分たちの老後貯蓄に……。これから先、何かとお金が物入りになってきそう。思えば、家族のための貯金や資産運用について、今まで何も考えてこなかったなぁ。今は働き盛りだけど、これから先どうなるかなんてわからない。あぁ、何だか不安になってきた……ファイナンシャルプランナーの小河由紀子さんに、相談してみよう!

 

参ったなぁ……と、いつも困っている「参田家(まいたけ)」の面々。きょうはお父さんが、なにやら困っているようです。

参田家の人々とは……
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ちょっと気弱なお父さん、元気でしっかり者のお母さん、もうすぐ小学生の娘、甘えん坊の赤ちゃん、家族を見守るオスの柴犬の4人と1匹家族。年中困ったことが発生しては、宅配便で届いた便利グッズや、ご近所の専門家からの回覧板に書かれたハウツー、知り合いの著名なお客さんに頼って解決策を伝授してもらい、日々を乗り切っている。
https://maita-ke.com/about/

 

働き世代の正しい貯蓄の方法が知りたい!

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お父さん「先日、会社の同僚が生命保険に加入したみたいなんです。うちはまだ入っていなくて……我が家は子どもがふたりもいるし、何かあったときのために、保険は入っておいた方がいいんでしょうか?」

 


小河さん「参田さんのように、家族を養っている人に万一のことがあったときには、生活費や教育費が足りなくなってしまいますね。ですから、死亡保険は必ず入っておきましょう」

 

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お父さん「自分にもしものことがあったときのために、保険に入るということですね?」

 


小河さん「必要な死亡保障を確保した上で、お子さんの学費を今から準備しておきましょう。一般的に、ひとりが成人するまでにかかる教育費は、最低でも1000万円と言われていますから」

 

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お父さん「最低でも1000万円か……僕の給料で、子どもを立派に育て上げられるか不安になってきました……。しっかり貯金していきたいけど、毎月いくらぐらいすれば足りるのでしょうか?」

 


小河さん「平成28年度の国民生活基礎調査の概況によると、30代の平均貯蓄額は403万円、40代は652万円と言われています。手っ取り早く貯蓄を増やす方法はありませんから、手取り収入の10~20%を目安に貯めていきましょう

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お父さん「ふむふむ。うちは妻が専業主婦だからがんばっても15%くらいかな? 毎月給料日に銀行に自動積立しておけば安心ですよね!」

 


小河さん「お金は、銀行や郵便局に預けてもなかなか増えません。最近では資産運用を始める人が増えていますね」

 

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お父さん「資産運用……ちょっと僕にはハードルが高そうだなぁ」

 


小河さん「では『つみたてNISA』を検討してみてはいかがですか? 定期的な投資信託への積立制度で、運用益には税金がかかりません。しかも、対象となる投資信託は購入時手数料が無料、管理費用(信託報酬)も低めに設定されています。ただし、投資信託には値下がりのリスクがある点には、注意が必要です」

 

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お父さん「たしかに、銀行にただ預けるだけより増やせる可能性はありますね! 最近は、ネットで簡単に投資する人も多いみたいだけど、おすすめはありますか?」

 


小河さん「窓口に行かなくても口座を開設できて手数料が安い、ネット証券がおすすめです。老後に備えた貯蓄には、やはり税金面での優遇がある『iDeCo(個人型確定拠出年金)』も。60歳まで一定額を毎月積み立てていきます。一部例外はありますが、ほぼ誰でも加入できますよ」

 

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お父さん「なるほど。実は、老後に対しても漠然と不安があります……。最近では“終活”という言葉もよく聞きますが、具体的にどんなことをするんですか?」

 


小河さん「終活では、ご自身に万一のことがあったときのために、情報や希望を残しておくことが大切なんです。家族や友人の氏名と連絡先、現在持っている財産や資産をどこに預けているかなどの情報や、自分の葬式やお墓についての希望などを『エンディングノート』などに書いておきましょう」

 

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お父さん「ふむふむ、かなり細かいところまで書き残しておくことが大切なのですね。遺された家族のために……書きながら泣いちゃいそうです!」

 


小河さん「そうですね。自分の情報を記録すると、人生を客観的に振り返ることができますよ。家族と一緒に書いてもいいですね。ノートには遺される人たちに感謝を伝える役目もあります」

 

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お父さん「遺された家族に向けての手紙のようなものかな。お墓と言えば、うちの両親が生前にお墓を購入するか悩んでいたなあ」

 


小河さん「実は、『祭祀財産』と言われる仏壇、仏具、お墓などは、生前に購入すれば相続税がかからないのです。自分の気に入ったお墓、墓地をゆっくり選べたり、残された家族の心理的負担や、経済的負担を軽減させたりすることもできますね」

 

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お父さん「そうなんですか! うちの両親にも伝えておきます」

 


小河さん「お墓は維持費がかかるし、遠方ではお墓詣りに行くのも大変です。お墓を守る家族がいない場合は、寺社が管理してくれる『永代供養墓』などを利用するのもおすすめですよ」

 

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お父さん「こうして聞いてみると、生前にお墓を買うメリットもあるのですね。うちの両親がネットで見つけけた『一休さんのはなおか』にも、永代供養墓の案内があったぞ。貯蓄から老後まで、いろいろお話を聞かせてもらいありがとうございました! 」

 

まとめ

将来の準備はしっかりとイメージしておく

さっそく小河さんに教えていただいた「つみたてNISA」に挑戦してみた! ネット証券で信託報酬手数料が安めの銘柄を購入。長期で投資することが大切だと聞いたから、2〜3カ月に1回ほど変動をチェックしながら長い目で見ていこう。それとこの前話に出た、お墓の生前購入についても、今度両親と話し合って見に行ってみるのもいいかも。自分や家族のこと、今からしっかり考えていかないといけないなぁ。

 

教えてくれたのは……

ファイナンシャルプランナー/小河由紀子さん
産婦人科の受付事務として勤務をしながら学校に通い、2006年にファイナンシャルプランナー(CFP)の資格を取得。顧客へのライフプランニング、資産形成や終活などのアドバイスを多数行っている。
http://www.ra-shi-sa.jp/

 

【商品情報】


「一休さんのはなおか」
仏壇・墓石・公園墓地を扱う仏事の専門店。生前の墓地購入などの相談も受け付けている。
https://www.ikkyuu-san.co.jp/

 

日々の「参った!」というお悩みを5分で解決!「参田家(まいたけ)のおうち手帖」

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