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2019/5/23 18:00

高額商品は全部駆け込み? 本当に?? 増税前に「買うべき」モノと「待つべき」モノ総まとめ

<増税まで待ちのもの>

【その1】マンション

マンションの価格は高騰中で、来年がピークに?

いくら増税による影響が大きいとはいえ、住宅の駆け込み買いは推奨しません。特に分譲マンションは、ここ数年で首都圏を中心に価格が高騰を続けており、2020年にピークを迎えるといわれます。気に入った物件でなければ、「待ち」が賢明です。

 

首都圏の分譲マンション1戸あたりの平均価格
●不動産経済研究所調べ

【その2】エントリー家電

増税後の消費低迷対策として大幅な値下げが期待できる

増税前に「買うべき」モノとしてハイエンド家電を紹介しましたが、価格が比較的リーズナブルなエントリー~ミドルクラスを焦って購入する必要はありません。増税後の消費低迷対策として、大幅な値下げや家電量販店でのキャンペーンも期待できるため、必要なモノでなければ待つのが正解です。

 

↑メーカーや家電量販店が最も懸念するのは増税後の消費低迷。購買意欲を高める施策に期待しましょう

 

【その3】食料品

日常で購入する食料品の多くが軽減税率の対象となり8%のまま

過去の増税直前には、食料品を買い溜めする消費者も多くいました。しかし、今回の増税で食料品は軽減税率が適用されて8%の据え置きとなるため、買い溜めは不要です。精米、野菜、精肉、鮮魚、乳製品、パン、菓子類、ミネラルウォーターのほか、テイクアウトや出前なども軽減税率が適用されます。

 

■軽減税率の対象とならない品目

・酒類(みりんを含む)

・外食

・ケータリング

・医薬品・医薬部外品など

アルコールや水道水は消費税10%となります。外食には、社員食堂や学生食堂、「果物狩りで収穫した果物の果樹園内での飲食」なども含まれます。

 

【その4】中古車

駆け込み需要を見込んで増税前の価格設定は強気になる

中古でもクルマは高額のため2%の増税は重いです。しかし、新車と異なり中古車価格は相場に基づくため、増税前に駆け込み需要を見込んだ強気の設定がなされがち。慌てる必要はまったくありません。車両価格に対して消費税がかからない「個人間売買」サービスの利用も視野に入れたいですね。

 

↑中古車の価格は市場動向で左右されます。消費の落ち込みが予想される増税後が逆に買いどきです
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