香りからして別格。熟成を経た「赤いピース」は葉巻のような高級感

ink_pen 2019/5/23
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香りからして別格。熟成を経た「赤いピース」は葉巻のような高級感
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

「熟成」と聞くと、何をイメージしますか? 一般的にはウイスキーをはじめとするお酒でしょう。昨今では牛肉や寿司でも熟成させた味わいが人気です。では、タバコでは? タバコ自体、葉を寝かせる嗜好品ですが、特別に熟成を打ち出す商品はなく、なじみは薄いですよね。それがこのたび、「ピース」から熟成に特化した限定品が発売されるのです。今回はそんな意欲作の話を。

↑会場に鎮座していたのは、一風変わった赤いパッケージのピース

 

開封した瞬間からあふれる香りに驚いた!

訪れたのは「Peace Aroma Lounge 2019」。新商品発表の場であるとともに、抽選で選ばれたピースユーザーに、味を楽しんでもらうイベントです。その主役は「ピース・アロマ・ヴィンテージ」。5月22日から全国で数量限定発売され、20本で1000円というプレミアムなプライスにも注目です。

↑「ピース・アロマ・ヴィンテージ」。平型缶に20本入り1000円となり、タール値12mg/本、ニコチン値1.4mg/本

 

一番の特徴は熟成。通常の紙巻たばこと比較して長期となる、5年以上熟成させた厳選バージニア葉を100%使用。平型缶を外箱で包装するパッケージを採用し、缶を開けた瞬間からバージニア葉の香りが鼻孔をくすぐります。

↑赤い果実を思わせる、フルーティで妖艶なアロマ。新感覚で、ビックリしました

 

特徴的なパッケージのワインレッド色は、5年以上熟成させたバージニア葉の芳醇で深みのある香りを表現しているそう。吸ってみると、今度は正統派のタバコ葉フレーバーが印象的。どっしりとした深みとなめらかな香味があって、リッチな吸いごたえです。

↑凝縮感も魅力。事実、バージニア葉がぎっしりと詰まっていて、持っただけでもその密度がわかります

 

また、これだけ深みのある味わいで、タール値は12mgとそれなりにありながら、嫌な重さはまったく感じないスムースな吸い心地も魅力的。これは高品質な葉を使っているからでしょうか。気になるところです。

 

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