シカケテガミ、渡してみた
ところで、作成中はあれこれ選ぶのが楽しくなってしまい恥ずかしいのを忘れてたんだけど、もしかして相当にラブい内容になってるんじゃないだろうか。いや、確実になってるな。ノリノリで注文ボタン押しちゃったけど大丈夫だろうか。わー、やっぱり恥ずかしい。
……などと悶々としている間に、シカケテガミは手元に届いてしまった。じゃあ仕方ない。ここは一発覚悟を決めて奥さんに渡すしかないな。
リビングに奥さんを呼んで座ってもらい、シカケテガミを「誕生日おめでとう」と手渡す。
ポカンとしつつ「誕生日っていつの話よ、もうだいぶ過ぎてるわよ」と奥さん。
申し訳ない。実は非常にタイミングの悪いことに、奥さんの誕生日前からしばらくシカケテガミのサイトがメンテナンスに入ってしまったため、今回は残念ながらプレゼントに間に合わなかったのである。
とはいえ、覚悟を決めた以上は渡さないという選択肢も無い。事情を説明して、謝りつつ読んでもらうことにした。
……というわけで、奥さんに読み終わっての感想を聞いてみた。
こういうの、もらってどう?
「うん、なんかすごく気恥ずかしいけど、でもこういう形にして言葉にされるのは意外と嬉しいね」
贈る方はさらに気恥ずかしかったのだが、でも「嬉しい」と言ってもらえたのはなによりだ。
我が家は夫婦共にフリーランサーの自宅労働なので、一般的な社会人夫婦よりは二人の時間も長いしコミュニケーションも多い方だと思っている。それでもやっぱり照れくさくて言葉にできないことはあるので、絵本という形式に託して伝えられるのはいいのかもしれない。
「ところでこれって、男性から女性に贈るだけしかできないの?」
そう、それは作成中に筆者もちょっと感じたことだ。最初から前提として夫・彼氏から、妻・彼女へ、という選択肢しかないのである。(昨今であれば男性から男性へ、女性から女性へ、だってありうるだろうし)自分としても、こういうのを奥さんからもらえたら恥ずかしくもすごく嬉しい気がするのだ。
とはいえシカケテガミは始まったばかりのサービス。今後はもっと広い層にラブみを伝えることができるようになるかもしれないので、期待したい。
ひとまず今回は夫から妻へのプレゼントということで、恥ずかしいのをこらえて贈るだけの価値はあったかな、というのが結論である。今まさに奥さんや彼女に「なにか面白いプレゼントないかなー」とお探し中なら、ラブレター絵本、検討してみるといいかも。
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