映画や海外ドラマの会話を聞いていると、何か気づくことはありませんか?
とにかくみんな、よく話す。感情もあからさま。笑
外国人はおしゃべりな人が多いから? そういう気質だから?
それだけでなく、根本的なコミュニケーションスタイルが違うんです。
ハイコンテクスト/ローコンテクスト文化
日本は世界で最もハイコンテクスト文化の国です。
ざっくり言えば、空気を読み、相手を察して分かり合える度が高いってこと。
全てを言葉にしなくても、共通の常識、しぐさや表情などで相手の意図を感じとり理解する。曖昧でまわりくどい表現が多く、言葉数が少ないのも特徴です。
一方、欧米諸国はローコンテクスト文化。言語だけで正確に伝えようとします。
直接的でシンプルな表現を好み、話す量も多い 。
暗黙の了解、行間を読むといった習慣がないので、はっきり言葉にしないと相手に理解されません。
アメリカでは、プレゼンなど自分の意見を順序よく伝える教育を小さい頃から受けます。
以心伝心は通用しない。
「アレ急ぎでよろしく~」で部下に仕事を任せられる日本語とは違い、ローコンテクスト文化では「誰が何の仕事をいつまでにやり、どう提出して欲しいか」をきちんと言葉で説明しないと伝わりません。
急ぎの度合いだって、今日中なのか3日なのか、日本人と欧米では感覚が違いますしね。
海外の人とうまくコミュニケーションをとるには、文化的背景や価値観の違いを理解しておくとスムーズです。
英語ならではのコミュニケーション術を身につけよう!
まずは、相手に察してもらうことを期待せず、積極的に意思表示するところから始めましょう。
私が開発したTDFCを使って話すトレーニングをしてみてください。
TDFCとは、
Topic (トピック)
Detail (詳細)
Feeling (感情)
Conclusion (まとめ)
の略で、1つの話題について体系的に話すための枠組みです。
英語で何か質問されて、ポツリとひと言返すだけじゃ会話が弾まないし、相手に「話したくないのかな?」「何考えてるかわからない」と受け取られてしまいます。
基本的に日本人は寡黙で、筋道立てた説明が苦手だといわれるので、このTDFCは日本語で会話する時にも役立つと思いますよ。
TDFCの動画はこちらです。
英会話がスムーズになる!魔法の方法