ライフスタイル
2022/2/18 11:15

ホムセンならすぐに始められる! 大人がどっぷりハマるアクアリウムのセカイ

《生体を選ぶ》

初心者でも飼いやすい! さかなコレクション

10~20Lの水槽で水温約26度を保ち、一般的な人工飼料を与えるだけでOKな魚をラインナップ。すべて混泳ができるので、種類の異なる魚をピックアップしてひとつの水槽で楽しめる。手ごろな価格帯ながら水槽を華やかにしてくれる魚や、動きがかわいいエビなどお気に入りの1匹を見つけよう!

 

小型カラシン類

水槽を彩る熱帯魚として不動の人気を博すテトラ系の代表的な品種。原産地はアフリカや中南米。

 

【その1】鮮やかな体色が美しい飼育が簡単な人気品種

カージナルテトラ

実売価格220円

頭から尾までにかけた赤色のグラデーションが美麗。初心者でも飼いやすいと人気の品種だ。主に原産地で採集して輸入されている。平均寿命は2~3年ほどで、体長は最大で3~4cm。

 

[Check!]

赤色と青色のツートンで群泳する姿が目を引く

赤色と青色のツートンカラーが美しく、群れで泳ぐ姿は水草のグリーンによく映える。15L以上の水槽で、10~20匹ほどのまとまった数を飼育するのがオススメ。

 

【その2】煌びやかなメタリックブルーが幻想的な水槽を演出する

ネオンテトラ

実売価格110円

カージナルテトラと似ているが、腹部の赤いラインが体の半分ほどしかなく、体長も3cmと少し小さめ。性格は温和で、群れて泳ぐため混泳に適している。寿命は1年半~3年ほど。

 

[Check!]

安い・丈夫・美しい! 三拍子揃ったポピュラー種

安く手に入り、水質の悪化にも強くて飼育がラク。ネオンのようなメタリックブルーが幻想的な水槽を演出。観賞魚として親しまれており、常時ショップで見かける。

 

【その3】環境で体色が変化するテトラ系の最小魚

レッドテトラ

実売価格165円

テトラ系の品種でも特に体長が小さく、全体的に赤いのが印象的。口が小さいため与えるエサのサイズには注意が必要だ。環境によって体色が変化し、水質を弱酸性にすると、より鮮やかな赤色に。体長約2.5cm。

 

[Check!]

水槽には複数匹入れて群れを観賞したい

驚いたときに群れでまとまって泳ぐ習性があり、独特な動きを観賞することが可能。水槽へ複数匹入れてもケンカせず、赤一色の華やかな団体行動を楽しめる。

 

アナバス類

ベタやグラミー系品種も同じ仲間に分類される。水面から直接空気をエラに取り込む姿がユニーク。

 

【その1】おちょぼ口でパクパクと食べる姿がキュート

レッドグラミィ

実売価格528円

透け感のある赤い体色と、スリムなボディが特徴。体長は最大で10cmと大きいが、口が小さくおちょぼ口でパクパクとエサを食べる愛らしさが人気のひとつ。エサや環境で体色の発色具合が変化する。

 

[Check!]

優雅な振る舞いとサイズ感が主役級

堂々とゆったり優雅に泳ぐ、主役級の存在感。同種への縄張り意識が強いので、水槽には1~2匹が無難だ。サイズが大きいので水槽内でアクセントをつけたいときに◎。

 

【その2】ヒゲのようなヒレで触れて確かめる仕草がかわいい

ゴールデンハニードワーフグラミィ

実売価格528円

薄いはちみつ色のボディを有する改良品種。性格は穏やかで、複数匹での混泳ができる。興味あるモノや仲間同士ですれ違う際に胸ビレでタッチする“グラミィタッチ”の仕草がかわいいとファンが多い。

 

[Check!]

ゴージャスな体色で水槽を彩るアイドル

レッドグラミィに比べると体長は約4cmと小さいが、ゴージャスな体色で水槽を彩るシンボルマークに。オリジナル種のハニードワーフ・グラミィよりもポピュラーな魚だ。

 

小型コイ類

テトラなどのカラシン類と同等の人気を誇るが、鮮やかな体色を出すのにテクニックが必要。じっくり飼育して堪能したい。

 

【その1】小型の水槽でも飼いやすくコバルトブルーが好印象

ラスボラヘテロモルファ

実売価格220円

コバルトブルーの美しいボディに、尾から中央まで入る黒いラインが際立つ。丈夫かつ手ごろな価格で入手できて、初心者向けの魚として好評だ。最大でも体長4cmほどなので、小型の水槽でも群れの飼育ができる。

 

[Check!]

落ち着いた色味で根強い人気を誇る

群れで泳ぐ小型の熱帯魚としてテトラ系と人気を二分するが、水槽中層を主とする泳ぎと落ち着いた色味で一線を画す。寿命が2~4年ほどと、小型熱帯魚のなかでは長生き。

 

【その2】古くから親しまれるが正体はミステリアス

プラチナゴールデンバルブ

実売価格275円

黄色のボディに黒のまだら模様が浮かぶ入門魚。繁殖期のオスはまだら模様がメタリックなグリーンの輝きに変化する。古くから親しまれているが、改良品種なのか原種なのか正体がはっきりしない謎の魚だ。体長約4cm。

 

[Check!]

好奇心旺盛で元気に泳ぎ人や環境にもすぐ慣れる

好奇心旺盛で、少数匹でもスイスイと泳ぎ回る。人や環境にも慣れやすく、毎日エサを与えていると学習して寄ってくるようになる習性。愛嬌が感じられると人気だ。

 

ヌマエビ類

アクアリウムのお掃除生態として人気のため、魚とセットで飼育するのが定番に。主な原産地は日本。

 

水槽の苔を食べてくれるアクアリウムの掃除屋

ヤマトヌマエビ

実売価格165円

水槽内に発生する苔を食べてくれる、心強い掃除屋。色素が濃く身体に厚みがあるメスは体長4~5cm、オスは3~4cmの大きさになる。飼育は簡単だが、水槽内で繁殖させることはできないので注意を。

 

[Check!]

熱帯魚とはまったく異なる独特な仕草にときめく

最近は水槽の掃除役だけでなく、観賞用としての人気も高まっている。姿も仕草も熱帯魚とはまったく異なるので、インパクトは十分。エビだけを飼う人も珍しくない。

 

※本記事に掲載している商品の価格は2021年11月16日時点のものです。時期によって変わる可能性があります

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4