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日本人女性は、外国人にモテるという話はよく耳にします。欧米人からすると小さくてかわいい印象があるようで、それでいて東洋の神秘的な魅力もあわせ持っているからという理由も。一方で、日本人男性は欧米人に比べ体格が小さく、気も弱いとあってあまり海外ではモテないんだとか。
一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会のアンケートでは、渡航前の出発予定男女に「海外で恋愛したいと思いますか?」と聞いたところ、「はい」と答えた男性が87%に対し、女性は53%ほど。男性の方が海外での恋愛に積極的な傾向があり、女性は恋愛よりも学業や仕事に専念したい傾向が強いそうです。
ところが、ワーホリ帰国者に対し「海外でモテましたか?」と質問してみると、「はい」と答えた男性が33%に対し、女性は93%という結果に。恋愛に積極的だったにもかかわらず男性陣は撃沈。一方、消極的だった女性陣のほうが海外ではモテる体験をしたようで、「スキンシップとしてハグや肩に手をまわしてくる」「冗談の様なノリで甘い言葉をかけてきた」「常にデートやパーティーに誘われた」と、日本ではあまりないような積極的な外国人男性にまんざらでもないといった様子。
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筆者も海外へ留学経験があるため、このアンケート内容にはすごく納得。「私は人生をかえるために海外に来たの!」と学業に意気込むような日本人女性ほど、現地の男性と毎晩のようにデートを楽しんでいたりするもの。それでも「これも英語の勉強のためだから」と聞くと、海外で恋愛するのも悪くないような気がしてきます。
肝心の英語、話せないほうが恋も燃える……?
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さらにアンケートでは、出発前に「恋愛をするために必要な英語力は、どれくらいだと思いますか?」と聞いたところ、「中級者レベル:TOEIC 500点くらい」が40%、次いで「上級者レベル:TOEIC 700点くらい」が32%という結果でした。
ところが、ワーホリ帰国者に「恋愛をするために、どれくらいの英語力が必要でしたか?」と同じ質問をしたところ、「中級者レベル:TOEIC 500点くらい」が70%となり、意外と海外での恋愛に語学力は必要ないことが発覚。理由としては「最初はお互い喋れないくらいの方が楽しい」「話せなくてもわかってくれようとする」という回答も。
少し前、“自称ナンパの芸術家”を名乗る米国人男性が、自身のセミナーで「日本女性は白人男性なら誰でも口説ける」と発言し、大きな物議を呼んだのは記憶に新しいところ。海外でモテ期が到来しようが、あまりハメを外しすぎないほうが懸命かもしれませんね。(というか、勉強しよう)