ライフスタイル
2023/3/4 6:30

ポイ活は「健康」もキーワードに、注目サービスをチェック!

コロナ禍の影響もあり、キャッシュレス決済比率は32.5%と10年前の2倍以上(※1)に伸長。関連したユニークな支払方法やポイント還元などの新サービスが続々と誕生し、インフレ時代の生活防衛策に欠かせないものとなっている。今回は健康増進を図りながらポイントが貯まるアプリを紹介する。
※1:経済産業省「2021年のキャッシュレス決済比率」

 

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

2022年にヒットしたものを私たちが選びました!

消費生活評論家

岩田昭男さん

早稲田大学を卒業後、月刊誌の記者を経て独立。本誌連載「クレカ『錬金』道場」をはじめ、多数の雑誌・書籍を執筆・監修する。

節約アドバイザー

丸山晴美さん

旅行会社勤務やコンビニ店長などを経て独立。毎年発刊する人気の「節約家計ノート」(東京新聞社)の執筆ほか、多数のメディアで活躍する。

 

【健康管理ポイ活】 無理なくチャレンジできると利用者増!!

健康増進を図りながらポイントが貯まるアプリ。歩数や消費カロリーなども確認できる。

売上: 7/10

影響: 7/10

市場開拓: 8/10

 

「Tヘルスケア」は、リリースから半年で50万ダウンロードを突破。利用者の4割が歩く頻度・時間が増えたと回答するなど、生活習慣改善への貢献も明らかに。

 

“ポイントを稼ぐ”から“健康”に活用する時代へ

“ポイント=おトク(儲け)”のイメージが強かったが、そこに“健康”という付加価値が入ってきた。ポイントを稼ぐのではなく、健康づくりに活用しようという時代になったのです。(岩田さん)

 

“ちりつも”の精神でコツコツ貯めるのがコツ

歩くだけ、レシートを撮るだけ、と買い物をしなくてもポイントが貯まるアプリが増加。一度にもらえるポイント数は多くありませんが、日々の習慣にすれば大きく積もります。(丸山さん)

 

【その1】 歩くだけでdポイントが貯まる

 

【健康管理アプリ】

2022年4月提供開始

ALKOO for スゴ得

NTTドコモ「スゴ得コンテンツ」の歩数計アプリ。歩数・移動距離・消費カロリーがグラフで確認できるほか、毎日規定歩数達成でもれなくdポイントが貯まる。

 

【その2】 マイルをもらって健康管理

 

【健康管理アプリ】

2022年4月提供開始

Tヘルスケア

バーチャルで世界遺産ラリーを楽しみながらマイルがもらえるアプリ。6000歩ごとに設定されたスポットを通過するとマイルが貯まり、Tポイントに交換できる。

 

【その3】 イベント達成でポイントを獲得

 

【健康管理アプリ】

2022年10月提供開始

楽天ヘルスケア

健康寿命やQOLの改善を目指すアプリ。チャレンジイベント達成で楽天ポイントが抽選で当たるなど、「身体活動記録」に連動したインセンティブを用意する。

 

獲得可能ポイント

dポイント(期間・用途限定)

獲得方法

1日1000歩以上歩いて1ポイント、週5万歩で5ポイントなど

 

Tポイント(マイルから交換)

獲得方法

6000歩達成ごとにランダムでマイルが供与されるほか、ウエルシアなど対象店舗のチェックインで2マイルなど

 

楽天ポイント(抽選で獲得)

獲得方法

1日5000歩のチャレンジ達成で「楽天ポイント」が当たる抽選に参加できるなど