1992年に創刊した、歴史雑誌「歴史群像」が同誌として初めてとなるオリジナル旅行ツアーを開催します。第一弾となる今回は、大河ドラマ「どうする家康」で歴史好きが今一番注目している徳川家康にフォーカス。日程は5月20日〜21日の1泊2日で、料金は4万9800円〜。
本記事ではどのようなツアーなのか、同誌・編集長の星川 武さんのコメントも交えながら紹介していきます。
家康の「城と戦場」を編集長と専門家と実際に歩く
このツアーは、旅熱の高まりと城ブームを受けて、歴史群像が“歴史のリアルな現場”を体感してもらうべく企画。城郭研究家の加藤理文先生と編集長が同行して、ガイドと解説をしてくれるという贅沢な内容です。
星川さんによると、ツアーのコンセプトは「家康軍と武田軍の激突」。ツアーでは両者の二大決戦といえる「三方ヶ原の戦い」と「長篠の戦い」の戦場に加えて、関係のある城を詳しく見て回るそうです。「三方ヶ原の戦い」は家康が生涯で唯一敗れた戦いであり、「長篠の戦い」は織田軍と連合して武田軍(信玄の息子の勝頼)を粉砕した合戦。歴史に興味ある人はもちろん、学生時代しか歴史に触れなかった人でも耳にしたことがあるのでは?
「ツアー実施の5月下旬は、阿部 寛さん演じる信玄率いる武田軍と徳川軍が本気の戦い続けている時期と思われ、大河ドラマの熱を感じながら現地を巡れます。また、阿部信玄もSNSで少しずつ話題になっていて人気が出ていそうで注目です」(星川さん)
【ガイド&講師】加藤理文先生
また、歴史マガジンだけあって歴史ファンはもちろん、マニアもうなるプログラムが組まれているのが特徴。例えば、浜松城・二俣城・長篠城の3城では研究者の目線での城の見方を学べたり、夕食時の特別講話は質疑応答も含めて約2時間と大容量だったり!
なお、今回のツアーの反応が良かった場合は、第2回も計画しているとのこと。関ヶ原の戦場や大垣城・佐和山城を巡るツアーを検討しているとのことでした。
【スケジュールの詳細】
【1日目】浜松駅→浜松城→犀ヶ崖資料館→二俣城→三方ヶ原古戦場
★夕食時、加藤先生講話+質疑応答 ※約2時間を予定
【2日目】長篠城址・同史跡保存館 ➡ 医王寺(勝頼公本陣跡)➡ 設楽原歴史資料館 ➡ 馬防柵ほか
【ツアー概要】
旅行代金:一人あたり4万9800円〜(税込/部屋タイプにより価格は変動)
集合・解散場所:浜松駅
集合時間:11:30頃予定
最大募集人数:80名(先着順で定員に達し次第受付終了)
最少催行人数:40名(催行中止の場合は、メールで連絡)
【主催・企画・実施】(株)ワン・パブリッシング (株)ローソンエンタテインメント