オススメアイテムその3
凹凸コーティングで油なじみが良く、ムラなく焼けるフライパン
次も調理道具です。これまた最近ちょっと流行しているスキレット風のフライパン。その名も、そのまま「スキレットコートパン」。スキレットとは鋳鉄製のフライパンのことで、分厚い鋳鉄によりゆっくりと温度が上がっていき、食材に均一にじっくりと熱を通すことができるので、肉料理を柔らかくジューシーに仕上げることができます。ゆえに、スキレットはダッチオーブンと並び、漢キャンパーの憧れのツールなのですが、鋳鉄製で重いし、すぐ錆びるのでお手入れが面倒。その点、同社のスキレットコートパンは、スキレット風に凹凸のあるコーティングで油なじみをよくし、ムラなく焼くことができます。
見た目はスキレットですが、中身はフッ素コーティングされたアルミ製なので28cmモデルでも860gと軽く、「お手入れも中性洗剤で洗うだけと簡単です。木製のハンドルは、アウトドアだけでなくおしゃれなキッチンにも合いそう」(髙橋さん)。「スキレットかっこいい! …でも実用性も欲しい!」という、筆者のようななんちゃってキャンパーにオススメです(笑)。価格は、IH非対応の20cmが1580円、同28cmが2480円など。IH対応もあります。
オススメアイテムその4
カンタンに膨らませることができる2000円以下のエアベッド
お次はエアベッドです。テントサイトは芝生でもゴツゴツしていて寝にくいので、寝袋の下にマットは必需品。とはいえ、安い銀マットでは薄くて全く役に立ちません。その点、同社のエアベッドは価格1980円とリーゾナブルなのに、膨らませれば厚さ22cmにもなって地面の凸凹をまったく感じさせない逸品。エアベッドなので寝返りを打つとキシキシしますが、寝心地は悪くありません。
押しても引いても空気が入るダブルアクションポンプ付属で、女性の力でも3分程度で膨らますことが可能。エアベッドは空気を抜くのが面倒な商品もありますが、同社の製品はバルブを抜いて反対側からクルクル巻いていけばどんどん空気が抜けていくので、片付けも簡単。テントの中だでなく、車中泊の場合にも車のシートを倒した際の凸凹が解消されて寝やすくなります。価格が安いので、防災用に家族の人数分を用意していくのも良いでしょう。