アメリカにある製品開発スタジオ「Carve Design」の創業者兼デザイナーが生み出した「Geekey」は、鍵型多機能ツール。国内のクラウドファンディングで880万円以上の資金を調達して話題になりました。16以上の機能をコンパクトに凝縮したマルチツールは、どのような使い心地なのでしょうか。
●男心をくすぐるマルチツール「Geekey」(Carve Design)
鍵型ということもあり、サイズは70(縦)×29(横)×5(厚さ)mmほど。素材には“420ステンレス鋼”が使われており、重さは約23gでした。コンパクトボディながらズッシリと重たく、洗練されたデザインと相まって男心をくすぐります。
それでは様々な使い方ができる「Geekey」をイジっていきましょう。紹介するポイントが多すぎるのですが、まず注目するのは鍵の持ち手のような部分。
カクカクと段差がついている穴は、「レンチ」として使うことができます。ヤード・ポンド法サイズとメートル法サイズに対応しており、身近にある小さめの六角ボルトなら難なく使えそう。また六角形に開いている穴は「ビットドライバー用ホール」です。1/4インチのドライバービットを差し込んでみたところ、見事にジャストフィット。ドライバーとして問題なく使うことができました。ほかにも持ち手部分は「分度器」や「刻みたばこパイプ口」などの機能も兼ね備えています。
続いて鍵先のような部分に注目。先端は少し尖っており、ダンボールを開封する時の「ボックスカッター」や、ホッチキスの芯を取り外す際の「ホッチキスリムーバー」として活躍します。またプラスやマイナス、スクウェアーなど様々なタイプに対応した「ドライバー」としても活用可能。それだけでなく、側面には「ヤスリ」や表裏でインチとセンチを使い分けられる「定規」も完備されています。痒い所に手が届きまくる仕様ですね…!
多機能すぎて驚いてしまう「Geekey」ですが、鋸刃部分は「ワイヤーカッター」になっています。外出先やアウトドア時に、結束バンドやロープを切る際に使えそう。さらに「栓抜き」にもなるため、パーティーや家飲みの時にも大活躍すること間違いナシです。
ちなみに先端に開いている穴は「刻みたばこパイプ口」で、持ち手部分の「刻みたばこボール」に繋がっていました。
他にも「ワイヤーベンダー/自転車スポークレンチ」や「ワイヤーストリッパー」など、“これでもか!”というほど機能が詰め込まれた「Geekey」。ユーザーからは「すごくいい買い物ができてとっても満足。『ちょっと工具がいる!』って時にかなり便利です」「山登り、釣り、バーベキューとかのアウトドアで大活躍した。キーホルダーにつけても馴染む、鍵っぽいデザインも最高」と大好評を博しています。
日常や外出先での「こんな時にアレがあれば…」を解決できる同商品。価格は4672円(税込)。これ1つあれば様々なシーンで活躍しますよ。
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