プロがヒットが予想される電源やアウトドア向き家電を厳選! 今回はSOTOMO「電気カフェケトル AKE-380」、サンコー「エレクトリックメスティン」、ビクター「BN-RF1500」を紹介。
こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
見やすいLEDランプでテラスやベランダで活躍“ソトでも”電気ケトル
SOTOMO
電気カフェケトル
AKE-380
実売価格7700円
<ドリップコーヒーをおいしく淹れる相棒>
家庭用電源で使用する電気ケトル。0.7Lまでのお湯を沸かすことができる。斜めになったハンドルや、適度に温度を下げつつ細く注げる注ぎ口は、コーヒーのドリップに最適。空焚き防止や沸騰すると自動的にオフになる機能を備え、安心して使うことができる。
【プロも注目】
「屋外での使いやすさも考慮した電気ケトル。細い注ぎ口で、湯量を調整しやすく、コーヒーのハンドドリップなどにも適しています」(モバイルライター・井上 晃さん)
【ヒットアナリティクス】
外でも使いやすい仕様のおしゃれ電気ケトルはレア
一見、よくある電気ケトルだが、LEDライトの視認性やケーブルの強度など、アウトドアでの使用を想定した仕様がユニーク。屋内でも使えるので、日常用も兼ねる意味でコスパは高い。お湯があれば屋外でレトルト食品などを楽しめるのでキャンプ初心者にも最適だ。
■先進技術:3/■顧客ニーズ:4/■市場の将来性:4/■独自性:5/■コスパ:5
火を使えない場所でもメスティン料理を楽しめる
サンコー
エレクトリックメスティン
実売価格7680円
<卓上やテント内でも安心して調理できる>
取手の付いた箱型の飯ごう「メスティン」と電気ヒーターのセット。煮る、炊く、焼く、温めるといった調理ができる。蓋も金属製で取手付きのため、フライパンとして使用することも可能。鍋・蓋ともにフッ素加工されているため、焦げ付きにくく汚れも落ちやすい。
【プロも注目】
「キャンプでの調理器具として人気のメスティンを、電気ヒーターで使えるのは魅力的。テント内や車内で使いたい場合にも便利です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)
【ヒットアナリティクス】
火を使えない場所で活躍し家でキャンプ気分も味わえる
技術的には既存の電熱クッカーと同様だが、レシピの豊富なメスティン形状になったことで用途が大幅に拡大した。依然としてブームのアウトドアではもちろん、人気の高まっている車中泊や、自宅での“おひとりさまごはん”、ベランダ調理など利用できるシーンは多い。
■先進技術:3/■顧客ニーズ:5/■市場の将来性:5/■独自性:5/■コスパ:4
安全性への配慮と長寿命を両立したスタイリッシュポータブル電源
ビクター
BN-RF1500
実売価格26万4000円
<バッテリー劣化の進みにくい設計で長期間使い続けられる>
デザイン性にも優れたポータブル電源。容量は1536Wh、定格出力は1500W(瞬間最大3000W)、充電時間は約3.2時間。充電の立ち上がりは急速充電し満充電近くでスピードを落とす機能や、自動で満充電に近い94%以上を保つ機能で、バッテリーへの負荷を軽減する。
【プロも注目】
「コンセントの抜き差し不要な自動充電に加え、停電時に自動バックアップする機能が装備。約3000回充放電可能な長寿命がうれしい」(AVライター・野村ケンジさん)
【ヒットアナリティクス】
急速充電にも対応し室内でも重宝シンプルなビジュアルは意外と希少か
キャンプはもちろん、ベランダでのバーベキューや電源がない場合での作業でも重宝する。別売のソーラーパネルと組み合わせてエコなライフスタイルを実現することも可能。急速充電に対応しており約3.2時間でフル充電できる。シンプルなデザインも万人ウケ。
■先進技術:4/■顧客ニーズ:5/■市場の将来性:5/■独自性:4/■コスパ:3