プロがヒットが予想される電源やアウトドア向き家電を厳選した。今回はハイコーキ「18V コードレス冷温庫 UL18DBA」、Jackery「Solar Generator 1500 Proポータブル電源 ソーラーパネル セット」、Ebi「LEDランタン」を紹介!
こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
庫内を2部屋にセパレートして同時に使えるコードレス冷温庫
ハイコーキ
18V コードレス冷温庫 UL18DBA
実売価格12万780円
<「冷蔵と保温」など温度の違う2室でも使える>
容量25ℓの冷温庫。家庭用電源のほか内蔵バッテリーやシガーソケットでも使用可能だ。-18℃〜60℃の温度設定ができ、仕切り板で「冷蔵と保温」「冷凍と冷蔵」など最大60℃差までの2室としても利用できる。外気温30℃で、庫内温度5℃なら約9時間15分の保冷が可能。
【プロも注目】
「従来機と比べて、温冷の2モードを同時に利用できるようになりました。充電に必要な時間が1時間以上短くなったことも見逃すなかれ」(モバイルライター・井上 晃さん)
【ヒットアナリティクス】
こんなの待ってた!! 温冷同時に使えるコードレスは垂涎モノ
電動工具で培った技術を生かしたコードレス仕様が何より便利。市場に充電式の温冷庫自体は多くあるものの、温冷モードの同時利用が可能な選択肢は貴重だ。また車載型を選べば安価に抑えやすいジャンルのため、本機は“憧れの一台”とも言える。
■先進技術:4/■顧客ニーズ:4/■市場の将来性:4/■独自性:5/■コスパ:3
大容量・高出力に“高速”も加わった超高速ポータブル電源
Jackery
Solar Generator 1500 Pro
ポータブル電源 ソーラーパネル セット
実売価格26万9800円
<大容量電源と太陽光発電は連泊の強い味方!>
ポータブル電源1500ProとソーラーパネルSolarSaga 100のセット。1500Proは容量1534Wh、定格出力1800Wで、ACコンセント×3、USB-A、USB-C、QC3.0といった出力を備える。200Wのソーラーパネル4枚利用で1500Proを2時間で満充電に。
【プロも注目】
「大雪による停電など、昨冬は各地で影響を受けました。本機はマイナス10℃の環境でも自然放電が少ないため、安心して使用できます」(本誌デジタル担当・上岡 篤)
【ヒットアナリティクス】
さらなる充電の手法として太陽光を有効活用したい
充電速度が従来モデルより約4倍と大幅に向上した本機だが、停電などの非常時には太陽光充電が可能なソーラーパネルがあればさらに安心。両面発電可能で効率良く充電するパネルが最大4枚接続できるのは心強い。有事への備えとしてニーズは十分。
■先進技術:4/■顧客ニーズ:5/■市場の将来性:5/■独自性:4/■コスパ:4
【これもチェック】
Jackery
Solar Generator 2000 Pro
ポータブル電源 ソーラーパネル セット
実売価格44万6000円
ポータブル電源2000ProとソーラーパネルSolarSaga 200のセット。追加購入で6枚使えば最速2.5時間で満充電にできる。
モバイルバッテリー内蔵で急速充電もできる大容量バッテリーLEDランタン
Ebi
LEDランタン
実売価格1万9580円
<大光量と大容量でいざというときの備えにも>
バッテリー内蔵のランタン。明るさは4段階(最大540ルーメン)、光色は3種類に切り替えられる。IP53の防塵・防水仕様で、キャンプ時や災害時にも安心。24000mAhの大容量モバイルバッテリーとしても使用可能
【プロも注目】
「昨年夏に登場したオウルテックの新ブランドのLEDランタン。指向性の高い面発光型で、USB PDの高速充電に対応。2泊使えるスタミナもナイス」(モバイルライター・井上 晃さん)
【ヒットアナリティクス】
高価ながら用途が広くポテンシャル十分
LEDランタンとしては高額だが、明るさや光色(電球色や蛍光灯色など)を調整できるのが便利。フックで床置きから吊り下げまで幅広く対応。一箇所を照らすだけでなく、付属ランプシェードを使えば光を拡散して周囲をまんべんなく照らすこともでき用途は広い。
■先進技術:3/■顧客ニーズ:5/■市場の将来性:4/■独自性:4/■コスパ:3