休日の朝に焼きたてのパンを食べると、それだけでなんだか幸せな気持ちになれますよね。これがいつでも楽しめたらな〜と、過去に2回ほどホームベーカリーを買ったことがあったのですが、準備や後片付けが面倒で結局使わなくなっていました。
パナソニックの業界最小コンパクトベーカリー
パナソニック 「コンパクトベーカリー SD-CB1」
2万1780円(税込)
そんな筆者が3度目の正直! と思って購入したのが、パナソニックの「コンパクトベーカリー SD-CB1」。0.6斤サイズのパンを焼けるホームベーカリーです。最大の特徴は、幅18.8×奥行28.5×高さ24.3cmというコンパクトさ。国内ホームベーカリー市場で最小サイズ(※2024年7月3日 パナソニック調べ)の本体は、シンプルなデザインと相まってキッチンに出しっぱなしにしていても存在感を感じません。
わが家では、コンパクト冷凍庫の上が定位置になっています。過去に使っていたホームベーカリーはキッチン下などに収納していて、使うたびに出し入れする手間がありましたが、これならパンを作りたいときにパッと作れるのが魅力。この「いつでも手の届く場所にある」というのが筆者にとっては何よりも重要で、おかげでパン作りのハードルが下がって身近な存在に。購入してから2か月ほど経ちますが、飽きることなく週2~3回のペースでパンを作り続けられています。
計量の手間がほとんどないのがうれしい!
コンパクトな本体ですが、機能は十分。シンプルなデイリーパンから高加水パン、具材入りのパンはもちろんのこと、バターロールやベーグルの生地を作ったりすることも可能です。
・ドライイースト 1g(小1)
・強力粉 140g(カップ3)
・バター 10g
・砂糖 8g(大2)
・塩 2g(小1)
・スキムミルク 4g(大1)
・水 100g(mL)
今回は、わが家の定番になっているデイリーパンを作ってみます。材料を用意したら、あとは付属の計量カップで計って順番に入れていくだけでOKです。
個人的にうれしかったのが、カップにそれぞれの対応する材料が記載されていること。これのおかげで、面倒な計量作業がグッと簡単になっています。
材料を全て入れたら本体にセットして、ボタンを押したら準備完了。難しい発酵の工程も独自のプログラムで自動でやってくれるので、本当に材料を入れてボタンを押す以外の作業が必要ないんです。こんなにラクしていいのかな……と思ってしまうほど、ササッと作れます。
パンの種類にもよりますが、3時間~13時間後までタイマーで予約セットできるというのもうれしいポイント。わが家では夜のうちに用意をして、翌朝焼きたてのパンを食べるというのが恒例になっています。
今回のデイリーパンは、セットしてから約3時間で焼き上がりました! フタを開けた瞬間に小麦の香ばしい香りが広がります。
2分ほど冷ましてから取りせば、綺麗な焼き色の付いたパンの完成です。
0.6斤サイズがちょうどいいんです
焼きたてのパンを切ってみるとこの通り、きめ細やかでみっちりとした出来栄え。使用する小麦の種類にもよりますが、外側はパリッとしていて中はしっとりもちもち。これがびっくりするほどおいしくて、筆者もパートナーも食べるときにジャムをほとんど使わなくなりました。
0.6斤という大きさも、わが家にはぴったりで気に入っています。2人家族なら1〜2日で食べ切れるくらいのサイズ感なので、冷凍したりせずに焼きたてのおいしい状態で楽しめています。逆に言うと3人以上で日常的に食べる場合や、1週間分作りおきをしておきたいという場合には、もう少し大きなサイズを検討してもいいかもしれません。主なパーツはパンケースとパン羽根だけなので、お手入れもとても簡単。高いけど、思い切って買ってよかったな〜と大満足しています。