2月19日（現地時間）、第66回NBAオールスターがルイジアナ州ニューオーリンズで開催された。注目イベントのひとつ、スラムダンクコンテスト（現地時間18日開催）では、グレン・ロビンソン3世（インディアナ・ペイサーズ）が初優勝を飾った。
優勝を決めた最後のダンクがこちら！
チームメイトであるポール・ジョージ、さらにはペイサーズのマスコットとチアリーダーを飛び越えて豪快にダンク！ ド迫力の一撃に、会場にいたNBAのレジェンドやスター選手たちも驚きを隠せない様子だ。
この“3人越え”ダンクを披露したグレン・ロビンソン3世は、同名の父親も元NBA選手。「ビッグ・ドッグ」の愛称で親しまれた名プレーヤーの息子だ。高校2年生まではダンクができなかったそうだが、23歳で見事ダンクチャンピオンに輝いた。
そんなスラムダンクコンテスト、いままでも数々の名（迷？）ダンクがこの舞台から生まれている。
NBAで初開催された80年代、ドミニク・ウィルキンスやマイケル・ジョーダンら名ダンカーたちの“競演”で人気は一気に爆発。1986年には、身長168cm（！）のスパッド・ウェブが優勝したことも大きな話題となった。
近年はネタ切れ感も否めず、オリジナリティを出すことに選手はみな苦労しているが、今年も魅力的なダンクの数々がイベントを大いに盛り上げた。やっぱりオールスターウィークエンドにはダンクコンテストは欠かせない！
こちらも恒例の3ポイントコンテストでは、エリック・ゴードン（ヒューストン・ロケッツ）が初優勝。通常のボール（1点）とは色が違う、マルチカラーのマネーボール（2点）を効果的に決め、カイリー・アービング（クリーブランド・キャバリアーズ）との延長ラウンドを制した。
そして、メインイベントのオールスターゲームは、ウェストが192-182で勝利。オールスター史上最高の52得点を記録した地元のアンソニー・デイビス（ニューオーリンズ・ペリカンズ）がMVPを獲得している。