レンジャーズで大リーガーとして活躍中のダルビッシュ有選手。実は自身のYouTubeチャンネルやインスタグラムで動画を公開していることをご存知でしょうか? 本稿では、そのなかでも特に珍しい、「ブルペン動画」を集めてみました。
ダルビッシュ有が初公開! ブルペン投球、真後ろからの映像がとっても新鮮
いよいよ開幕した第4回ワールドベースボールクラシック(WBC)。日本は7日、キューバと東京ドームで対戦し、11-6の勝利を飾った。2大会ぶり3度目の優勝に向けて白星スタートを切った小久保裕紀監督率いる「侍ジャパン」。本日8日にオーストラリア、1日空けて10日には中国と対戦する。
RECAP: Japan flexes offensive might, starts #WBC2017 with a win in front of Tokyo crowd. https://t.co/fjGUhsMp2u pic.twitter.com/csEGNA9oWb
— WBC Baseball (@WBCBaseball) March 7, 2017
さて、野球の世界一決定戦といえるWBC。メジャーリーグベースボール(MLB)が主催しているが、開幕前の時期と重なるためメジャーリーガー自体の参加はそれほど多くない。日本のメンバーでも青木宣親(ヒューストン・アストロズ)のみだ。逆にこの大会で活躍し、その後メジャーでプレーしたという選手は多い。
ダルビッシュ有はその一人。北海道日本ハムファイターズ所属時代の2009年に行われた第2回大会において、松坂大輔、岩隈久志とともに投手陣の主力として奮闘。韓国との決勝戦では勝利投手に輝いた。
そして2012年からメジャーリーグのテキサス・レンジャーズに移籍。初年度から16勝を挙げるなどその実力を披露していたが、15年3月に右肘の手術を余儀なくされ、昨年5月に復帰したものの、満足のいく成績を残すことはできていない。5年目の今シーズンにかける思いは強いはずだ。
そんなダルビッシュが今週、こんな動画を公開している。
初公開と銘打った映像は、ブルペンと呼ばれる練習場での投球を真後ろから撮影したもの。これは新鮮! 本人いわく「できれば大画面プラス高画質で見てください」とのことだ。
2月7日にInstagramで公開した投球の映像が反響を呼んだことから、いわば続編という形で撮影された今回の映像。20球以上が収録されており、何となく眺めているだけでも面白い。
ちなみに、前回の映像はこんな感じだ。
今回の映像について、「次は捕手にGoPro(※)つけてもらわないと(笑)」とも語っているダルビッシュ。こちらもぜひ実現してもらいたい!
ダルビッシュ有が再びブルペンの動画を公開!
4月13日(日本時間14日)のロサンゼルス・エンゼルス戦で今シーズン初勝利を挙げたダルビッシュ有。7回を投げて5安打無失点、10奪三振と内容も良く、完全復活を印象付ける試合となった。
そのダルビッシュが16日、自身のYouTubeチャンネルで新たな動画を公開している。
開幕前から投稿しているブルペンでの様子。今回はシーズン中、しかも登板間でのいわば調整的な投球とあって、これまた興味深い映像だ。撮影者の近くには2人のピッチングコーチがおり、彼らの反応も聞こえてくる。唐突な「ヤクルト」の文字も面白い。
翌17日には「YouTuber?」と題してオフィシャルブログを更新したダルビッシュ。今シーズンから始めた新たな試みについて、「トレーニングやサプリメント、野球の事を自分で発信したいなぁという思いがあり始めました。ペースはゆっくりですが、ちょくちょく動画あげていきたいと思います(^^)」と綴っている。
ダルビッシュ有、ついに捕手目線でのブルペン動画を公開!
MLBテキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ有の調子が良さそうだ。
今シーズン、レンジャーズの開幕投手を務めたダルビッシュ。ここまで2勝2敗という成績ながら投球の内容が良く、防御率は3.03。23日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では、手術後最多となる8回113球を投げ、5安打2失点8奪三振で今季2勝目を挙げた。
翌日に更新されたブログでは、「途中2者連続ホームランを浴びてしまいましたが、そこから攻める気持ちをさらに強く持てたことがそのあと立て直せた要因ですかね」と綴っている。一昨年3月に右ひじの靭帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)を行い、長いリハビリを経て復帰。今シーズンは完全復活をかけた大事な一年となるが、いまのところは順調といえるだろう。
そんなダルビッシュ、最近はYouTubeでの動画配信に積極的。特に人気が高いブルペン投球の動画では、ついに“究極”といえるものまで登場した。
ファンから要望が多かったという、捕手目線でのブルペン。こいつは素直にヤバイ! 軽めの投球に始まり、ストレートから変化球まで。「大画面推奨」とあるように球筋までわかる映像であり、野球少年たちにとってもたまらない動画だろう。
ちなみに、捕手を務めているのはロビンソン・チリーノス。今年のWBCにベネズエラ代表として出場した32歳だ。スペイン語で「ブエノ!(いいね)」という声がたびたび聞こえてくる。
昨日のパパの試合、パパ大好きな次男は大型スクリーンにパパが映る度に大興奮。そしてパパの投げたボールがファールボールとして飛んできてまさかの次男に当たってました?パパ好き過ぎて引き寄せたのかな?たんこぶ程度にすんで良かったです?いっぱい救護の人来たりお土産いっぱいいただきました?
— Seiko Darvish (@seiko63) April 24, 2017
聖子夫人のツイートからもダルビッシュの充実ぶりが何となく伝わってくる。今後、さらなる活躍が期待できそうだ。