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2017/6/11 20:00

巨人の連敗は13でストップ! でもサッカーの連敗記録もスゴかった

9日、プロ野球・読売ジャイアンツの連敗がようやく止まった。

 

6日の試合で埼玉西武ライオンズに敗れ、球団ワーストの11連敗に並ぶと、翌日には42年ぶりに記録を更新。さらにその翌日も敗れ、ついに13連敗に到達してしまった。

 

この泥沼がどこまで続くのかと思われたが、迎えた9日の北海道日本ハムファイターズ戦では先発マイルズ・マイコラスが好投。8回を1失点に抑えると、9回からマウンドに上がったスコット・マシソンも自らの仕事を完璧に果たし、2-1で勝利。5月24日の阪神タイガース戦以来となる久々の白星を手にした。

日本野球界の盟主である巨人にとって、13連敗はまさに歴史的な出来事。しかし、範囲を広げると“先”はまだまだあったようだ。

 

セントラル・リーグ記録は、1936年の大東京軍および1970年のヤクルト・アトムズが記録した16連敗。セ・パ両リーグでは、1998年の千葉ロッテマリーンズが1引き分けを挟む18連敗を記録しており、これが国内のワースト記録だ。また、メジャーリーグ(MLB)ではいまから100年以上前、1889年にルイビル・カーネルズというチームが26連敗を喫している。

 

この記録をサッカーで見てみると、Jリーグの連敗記録は2000年にヴァンフォーレ甲府がJ2で記録した19連敗。当時は「25連敗」として報じられたが、その後引き分けを挟まないというルールに改定されたため、6連敗と19連敗に分割された。

 

さらに海外では2014年、当時FIFAランキング最下位の小国サンマリノが欧州の舞台で続いていた連敗を11年ぶりに止めたことが話題に。ホームでのエストニア戦を0-0で引き分けたことにより、61試合ぶりに勝点を挙げた。

 

連敗は続けば続くほど話題性が高まるが、ファンを含め当事者らにとってはやはりツライもの。これだけ連敗しても、まだ最下位ヤクルトの上に位置する巨人の今後の巻き返しに期待したい。