今年のグランドスラム（4大大会）最終戦、全米オープンテニスは10日に最終日を迎え、男子シングルス決勝では第1シードのラファエル・ナダルが第28シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）を6-3、6-3、6-4のストレートで下し、4年ぶり3度目の優勝を果たした。
6-3, 6-3, 6-4.@RafaelNadal defeats Kevin Anderson to win his 3rd #USOpen title and 16th career Grand Slam?! pic.twitter.com/rJANGdqcyV
— US Open Tennis (@usopen) September 10, 2017
今年1月、全豪オープン決勝でロジャー・フェデラーと歴史に残る死闘を繰り広げたナダル。このときは惜しくも準優勝に終わったものの、その後の全仏オープンで3年ぶり10度目の優勝を果たすと、第1シードとして出場した今大会でもその強さを見せつけた。
It's a bird…it's a plane…
Nope – it's just @RafaelNadal flying high after winning his 3rd #USOpen title! pic.twitter.com/ULJFXjpalz
— US Open Tennis (@usopen) September 11, 2017
実にアメリカらしい“超人”ナダル！ これでグランドスラムの通算優勝回数は16に。歴代単独2位は変わりないが、今年全豪とウィンブルドンを制して優勝回数を19まで伸ばした歴代1位のフェデラーとの差を再び縮めている。
そんなナダルの今大会ベストショットはこれだろう。3回戦のレオナルド・マイエル戦で見せた、驚異のフォアハンド！
Late Night at the #USOpen:
In a tough R3 clash w/ Leonardo Mayer last week, @RafaelNadal found a new gear with this stunning forehand pass! pic.twitter.com/0cHtkMard3
— US Open Tennis (@usopen) September 13, 2017
このスーパーショットは今大会の男子シングルスTOP10プレーにもランクイン。ナダルはもうひとつ、フアン・マルティン・デル・ポトロ戦でのプレーも入っているぞ。
フェデラー、ナダルという歴史に残るスーパースターが4大タイトルを分け合った2017年。すでに満足感いっぱいかもしれないがATPワールドツアーはまだまだ続き、9月30日（土）からは日本最高峰の大会「楽天ジャパンオープン」が東京・有明コロシアムで開催される。