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テニス
2017/11/17 22:00

テニスツアー最終戦でソックが絶好調!フェデラー相手に“面白プレー”連発

2017年のATPツアーもいよいよ最終戦。上位選手によるATPファイナルズがイギリス・ロンドンで開催されている。

 

世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)が初戦後に怪我で大会を棄権した一方、同2位のロジャー・フェデラー(スイス)は安定した強さを見せている。そしてなんといっても、現在絶好調なのがジャック・ソック(アメリカ)だ。

これまで主にダブルスで実績を残してきたソック。2011年全米オープン混合ダブルス優勝、2014年ウィンブルドン男子ダブルス優勝、さらには2016年のリオデジャネイロ五輪でも混合ダブルスの金メダルを獲得している。

 

そんな彼が、今大会直前、第16シードで出場したロレックス・パリ・マスターズでマスターズ1000初優勝。世界ランキングを9位まで上げたことにより、同7位のスタン・ワウリンカ(スイス)の負傷欠場で空いた出場枠に滑り込むと、同5位のマリン・チリッチ(クロアチア)、同3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を下して見事準決勝進出を決めたのだ。

 

しかも、敗れた初戦のフェデラー戦でも、こんな面白プレーを見せていた。

フェデラーに与えてしまったチャンスボールに対し、お尻を向けるまさかの行為でミスを誘うと、第2セットにも流れの中から自然体の股抜きショット!こちらはフェデラーが鮮やかに対応したが、これだけを見ても圧倒的な調子の良さをうかがわせる。

 

準決勝の相手はまだ決まっていないが、チリッチ、ズベレフを破り“怖いものなし”の25歳がどこまで行けるのか楽しみだ。