サッカークラブの世界一を決めるFIFAクラブワールドカップ2017。12月16日には決勝が行われ、欧州王者レアル・マドリー(スペイン)が南米王者グレミオ(ブラジル)に1-0で勝利。大会史上初となる連覇を達成した。
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Watch @realmadriden pick up their third #ClubWC title, thank to @Cristiano's second-half free-kick
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クラブワールドカップといえば、昨年は日本で開催され、鹿島アントラーズの準優勝が大きな話題となった。
今年の大会はUAE(アラブ首長国連邦)で開催されたが、浦和レッズがアジア王者として出場。残念ながら準々決勝で地元のアル・ジャジーラに0-1で敗れ、レアル・マドリーとの対戦は実現しなかったものの、5位決定戦ではアフリカ王者のウィダド・カサブランカ(モロッコ)を3-2で破っている。
[試合結果]ウィダード・カサブランカ 2-3(前半1-2) 浦和レッズ
得点者 18分 60分 マウリシオ、21分 イスマイル エルハダッド(W・C)、26分 柏木陽介、90+4分 レダ ハジュージ(W・C)
[18時/現地時間(23時/日本時間)・ハッザ・ビン・ザイード・スタジアム]
※FCWC UAE 2017での浦和レッズの成績は5位。 pic.twitter.com/m97Dp2eOXf— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) December 12, 2017
浦和は「世界5位」という称号を獲得し、150万ドル(およそ1億7000万円)の賞金を手に入れた。またこの試合の後、FIFA(国際サッカー連盟)はInstagramにこんな写真を投稿している。
アップされていたのは、スタジアムで涙する浦和ファンの姿だ。キャプションには以下のようなコメントがあった。
「これがフットボールだ。日本の浦和レッズは、試合がどのように進もうが落ちることのない声量を持った情熱的なファンをUAEに連れてきた。彼らにとって重要なのは、試合でなく結果でもなかった。それはチームであったのだ」
海外でも注目されているアウェイ・ツーリズムや“スタグル”などとともに、こうした熱いファンの存在もまた、世界に誇れる日本のサッカー文化。それを改めて発信できたことを含め、非常に意義のある大会だったといえる。