「中村 優の走って試して有言実行」第7回「東京マラソンEXPO 2018」
2月25日の日曜日、都心部で開催される「東京マラソン2018」。そのオープニングイベントとして本日から24日まで「東京マラソン2018 EXPO」が行われています。本EXPOは、参加ランナーに加えランを愛する人たちを対象として催される、日本最大級のランニングのトレードショー。ナンバーを引き換えに来る3万6000人のランナーだけでなく、延べ10万人もの来場者が訪れるビッグイベントに成長しています。
昨年はオープニングイベントにゲストとして参加した中村 優さんですが、今年はGetNavi web編集部の取材スタッフとして参加。編集部とともにイベントをレポートいたします!
【そもそも東京マラソン2018って?】
東京マラソン2018は2月25日(日)に開催されるマラソンイベント。東京都庁をスタートし、下町の浅草や門前仲町を回り、日本橋、銀座を経由して泉岳寺でUターン。その後、東京タワーの下を走り抜け、東京駅の丸の内駅舎前にある行幸通りをフィニッシュ地点とする42.195㎞のコースです。
起伏の少ない都市型マラソンは高速コースと呼ばれ、フィニッシュ地点の変更によりさらに好タイムが期待されています。昨年はウィルソン・キプサング選手が国内最高記録となる2時間3分58秒で優勝しましたが、今年は世界記録となる2時間2分57秒を超える可能性もありそうです。
盛大な序幕式でスタートした日本最大級のイベント
東京ビッグサイトの西ホール前で行われたオープニングイベントでは大会の成功とランナーの安全を願い、増上寺のご住職によって安全祈願が行われ、除幕式とともに会場がオープン。参加ランナーたちが受付へと進み、期待と緊張の面持ちでゼッケンを引き換えていました。
会場には協賛各社がブースを並べ、ナンバーの引き換えを終えた参加者たちは興味津々の様子。協賛メーカーは多岐にわたり、その華やかさは日本最大級と呼ぶにふさわしいもの。各ブースでは新商品の展示や試供品の提供だけでなく、巨大なモニターを使ったコースの解説、最新のバーチャルマシンを使ったレクチャー、東京マラソン限定モデルの販売などが催されています。
会場には参加者が自分のナンバーカードを引き換える受付を設置。3万6000人ものエントリーを整理するだけに受付の数も膨大です。上の写真は今回、初めて東京マラソンに参加するという唐松さん。ナンバーカードを手に記念撮影させていただきました♪
ここからは、東京マラソン2018の参加ランナー目線で、中村 優さんが気になったブースをレポートしていきます。
【注目したブース01】アシックス
まず注目したのがアシックスのブース。展示されていた東京マラソンの限定シューズ「DynaFlyte2 TOKYO」が超カッコイイ~。この会場と東京のアシックスストアでしか販売していないレアモデルは、ブラックをベースに両サイドにプリントされたレインボーのTOKYOのロゴがナイスです。参加者でなくても欲しい一品ですね! ちなみに価格は1万6500円(税別)。
【注目したブース02】American Express
アメリカンエクスプレスのブースでは大きなモニターとタブレットを使い、2本の指に小さいな靴を履かせてランニング競争するというバーチャルなゲームを楽しみました。ガジェット好きなGetNavi web読者のみなさんなら、きっと夢中になると思います。ちょっぴり自慢ですが、参加したレースで優勝! 25日の大会に向けて幸先の良いスタートが切れました(笑)。
【注目したブース03】ポカリスエット
マラソンには欠かせないのがスポーツドリンクのポカリスエット。ひときわ目を引く大きなブースではきれいなお姉さんがチェキで記念写真を撮ってくれたり、プリンターを使って自分だけのラベルを作ってくれたりと、盛りだくさんのサービスを満喫。自分だけのボトルを持ってフルマラソンを走れたら頑張れるかも? 私が作ったオリジナルラベルは「SMILE ♡42.195km」。笑顔で完走できますように…(祈)
【注目したブース04】千代田区
東京のランニングといえば皇居。ランナーの聖地とも呼ばれる千代田区のブースでは、周辺のランニングステーションのスタッフが集まり、マナー向上や快適な環境を目指した活動をアピールしていました。皇居周辺を走るランナーにとって、行政を中心としてランを愛する有志のサポートは力強い限り。常に楽しく走れる環境をサポートしてくれるスタッフの皆様に感謝です!
【注目したブース05】アディダス
ランナーにも愛用者の多いスポーツブランド「アディダス」では、アイウェアのブースを設けて人気アイテムを展示していました。紫外線が強くなる春に向けてサングラスは欠かせません。数あるデザインのなかで私のおすすめは「BEYONDER」。ランニングだけでなくカジュアルなスタイルにも使えちゃうクールなデザインがステキです。キズに強いプラスチック素材“SPX”のフレームとスポーツ用のノーズパッドが付いているので、ハードな使用でもOK! 価格は1万1000円(税別)。
【ついでに】編集部が気になったプロダクトはこちら
【その1】SUUNTO
今回のイベントで編集部が気になったアイテムはスポーツウォッチメーカーとして知られるSUUNTOのブースに展示されていた「SPARTAN TRAINER WRIST HR」。心拍計やGPSを備えるだけでなく、24時間のアクティビティ、消費カロリーを追跡といったいまどきのウェアラブル端末にほしい機能を網羅しています。そして、なんといってもこのファッション性の高さがいいですよね。豊富なカラーラインナップも魅力的でした。価格は3万1900円~3万4800円(税別)と、お買い得感満点!
【その2】BMW
今年の東京マラソンに使用される審判長用のクルマが「BMW i3」。先進の電気駆動技術を使用したモデルは環境に優しく、エコロジカルなモビリティといえそうです。
さらに、今回の東京マラソンのペースカーは、東京モーターショーにも展示されなかった最新モデルの「i8 Roadster」が日本初上陸&初披露されるとのこと。i3と同様に電気駆動のEVでありながらも、エキゾチックカーとして与えられた流麗なスタイルを持つオープンカーの登場は東京マラソンの見所のひとつになりそうです。
「東京マラソンEXPO2018」ではマラソンを応援する行政と企業、そしてランナーたちの情熱を感じることができました。このイベントはランナーだけでなく、一般の人も楽しめる素晴らしい内容がてんこ盛り。来年もオープニングイベントとして開催予定とのことですので、マラソンに興味がない人も訪れることをおすすめします。
中村優オフィシャルブログ https://lineblog.me/nakamura_
文・撮影/並木政孝