現地時間2月25日、フランスのナショナルダービー、パリ・サンジェルマン(PSG)対マルセイユの試合が行われた。
マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹も先発したパルク・デ・プランスでの一戦では、こんな出来事が……。
Mäktigt tifo på Parc des Princes #Classico #PSGOM
? ?? pic.twitter.com/oPXudYR6db— Paris Saint-Germain (@PSG_Sverige) February 25, 2018
PSG側のスタンドに登場したのは、巨大な「スーパーサイヤ人」!さらに、スタンド内にはドラゴンボールまであるぞ。
Le tifo du virage Auteuil. #PSGOM
"Allons chercher la 7e boule de cristal". pic.twitter.com/3QCzFe2btO— Le Parisien – PSG (@le_Parisien_PSG) February 25, 2018
この孫悟空は現地でも話題になっている。
なぜこの大一番に、日本を代表する漫画のキャラクターが使われたのか…。「RMC Sport」によれば、そこにはある理由があるようだ。
1970年創設のPSGは、これまで国内リーグで6回優勝している。ドラゴンボールの「7つの玉を集める」というストーリーに沿い、7度目の優勝を掴み取れ! という強いメッセージだそう。
Le tifo magnifique de la tribune Auteuil ?#PSGOM #Classico pic.twitter.com/A7NdDLeReg
— Ligue 1 Conforama (@Ligue1Conforama) February 25, 2018
スタンドのドラゴンボールをよく見ると、すぐ上に「1986、1994、2013、2014、2015、2016」と優勝したシーズンの年号が「DB」はフランスでも有名だというが、なんとも凝った演出であり、日本人としてもちょっと嬉しくなる。
なお試合は、サポーターの強力な後押しを受けたPSGが3-0で完勝。2位との勝点差を14ポイントへ広げ、首位をさらに盤石なものとしている。