かつてMLBのロサンゼルス・ドジャースにおいて、日本の野茂英雄氏とバッテリーを組んだことで知られるマイク・ピアッツァ氏。
メジャー屈指の強打を誇るキャッチャーとして活躍し、アメリカ野球殿堂入りも果たしたレジェンドだ。
Welcome to the #HOF, @mikepiazza31. (via @baseballhall) pic.twitter.com/sS6W3zzsRN
— Tommy Lasorda (@TommyLasorda) July 26, 2016
ドジャース時代の指揮官、トミー・ラソーダ氏のツイートより。懐かしい!
ピアッツァ氏は引退後、実業家に転身。元野球選手ながら、2016年からはサッカーのイタリア・セリエC、レッジャーナのオーナー兼会長を務めている(イタリア系移民の血を引いており、WBCではイタリア代表としてプレーした)。
そんなピアッツァ氏のブチ切れ会見が話題になっている。
La conferenza di Reggiana Calcio. ? #daicandom
由 AC Reggiana 1919 发布于 2018年3月2日
机を叩くなど、めちゃくちゃ怒っている……。『CBS』などによれば、ホームスタジアムを巡って憤慨していたようだ。
レッジャーナがホームとして使用しているマペイ・スタジアムは、セリエA・サッスオーロのオーナー企業である「マペイ」が所有している。
だが、同スタジアムはもともとレッジャーナが所有していたもの。クラブがセリエAから降格後に破産したことでオークションにかけられ、「マペイ」が買収したという経緯がある。そのため、現在はレッジャーナがサッスオーロに対し、スタジアム賃貸料を支払っている状況にある。
ピアッツァ氏は23万ユーロ(およそ3000万円)以上にもなる賃料は高額すぎると感じているようで、今回のブチ切れ会見となった模様。チームはセリエCのグループBで暫定3位につけており(2018年3月14日現在)、セリエB昇格を狙っている。
ちなみに、中村俊輔が以前プレーしていたクラブはレッジーナ(Reggina)。今回のレッジャーナ(Reggiana)とは別のクラブだが、どちらも現在セリエCに所属しているため少しややこしい。