今年は3月29日に開幕するMLB。大谷翔平のメジャー挑戦、イチローのマリナーズ復帰、ダルビッシュ有のカブス移籍など、今シーズンも話題豊富だ。
そんなMLBで、開幕前から驚きのスーパープレーが飛び出した。
3月12日に行われたニューヨーク・ヤンキースとミネソタ・ツインズのオープン戦。この試合でツインズ捕手ウィリアンス・アストゥディージョが見せた“妙技”がこれだ。
#PorSiTeLoPerdiste: ¡Hasta sin mirar! Willians Astudillo quemó a un jugador que estaba “en el espacio” en la primera base. #SpringTraining #MLBVenezuela ? pic.twitter.com/48unfu3hCf
— MLB Venezuela (@MLB_VZ) March 14, 2018
1死一塁の状況でアダルベルト・メヒア投手の初球はストライク(空振り)。ここまでは何事もなかったのだが、アストゥディージョは視界に入ってきた“隙”を見逃さなかった。
おそらく横目で一塁ランナーの緩慢な動きを確認すると、正面を向いて座ったまま、持ち前の強肩で一塁へ送球。完全に虚をつかれたランナーを楽々と牽制死に追いやったのである。まさにノールック牽制球!
球技にはノールックパスを筆頭にいろいろなノールックがあるが、これはかなり珍しいといえる。
アストゥディージョはベネズエラ出身の26歳。これまでマイナーリーグのキャリアしかないが、昨シーズンはメジャーのすぐ下、AAAのリノ・エーシズでプレーしており、今回のスーパープレーが待望のMLBデビューにつながるかもしれない。
※日時はすべて現地時間