堂安律や小林祐希といった日本人選手がプレーしているオランダ1部エールディビジ。
シーズンは佳境を迎えており、すでにPSVアイントホーフェンが2年ぶり24回目のリーグ優勝を決めている。
そうしたなか、フィテッセ対トゥウェンテの一戦でこんな珍場面があった。
? | Scheidsrechter Kamphuis gaat overdreven naar de grond.
"Daar staat maar één straf op."#vittwe https://t.co/U1cpn3IbH8 pic.twitter.com/ZuF6modKO8
— FOX Sports (@FOXSportsnl) April 29, 2018
フィテッセMFナファロネ・フォールが、主審のカンプハイスさんにイエローカードを突きつけている。いったいこれは……。
実は映像の通り直前に2人は接触しており、フォールの足に引っかけられるような形で主審が転倒。フォールとしては、大袈裟に倒れすぎ! シミュレーションでしょ! という意味でのジョークだったようだ。
32歳のカンプハイスさんは「人生初のカードになった」と試合後に笑顔でコメント。当然フォールに対するお咎めもなかった。判定を巡ってピリピリすることもある選手と審判だが、どちらがいなくても試合は成り立たない。こういったシーンもまたサッカーらしいといえるのだ。
なお、試合はフィテッセが5-0で快勝。宮市亮の古巣でもあるトゥウェンテは残念ながら2部降格が決まってしまった。