いよいよ開幕したロシアワールドカップ。
4年に一度のサッカーの祭典に向けて、プレーに欠かせないスパイクを製作する各メーカーも、力の入ったラインナップを投入している。その最新コレクションをお届けしたい。
今回紹介するのはNIKE。最新の「Just Do Itパック」(JDIパック)では、4サイロのスパイクすべてに白のアッパーを採用した。
つやを消したパールのようなスキンをかぶせ、メタリッククールグレイのロゴで装飾。各国の代表チームのカラーが引き立つようデザインされている。今大会で白のスパイクを履いている選手が多いのはこのためだ。
スピード重視モデルの「マーキュリアル」は、白×トータルオレンジの組み合わせ。クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)やネイマール(ブラジル)といった各国のエース級が愛用するスパイクだ。
決定力を追求した「ハイパーヴェノム」は、白×ボルトの組み合わせ。着用選手はロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド)やハリー・ケイン(イングランド)などやはりストライカーが目立つ。
コントロール重視モデルの「マジスタ」は、白×ブライトクリムゾンの組み合わせ。ヴィッセル神戸移籍で話題のアンドレス・イニエスタ(スペイン)やケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー)ら、卓越したテクニックを持つ選手が着用している。
そして、天然皮革のアッパーでフィット感を重視した「ティエンポ」は、白×ブルーヒーローの組み合わせ。こちらはセルヒオ・ラモス(スペイン)やジェローム・ボアテング(ドイツ)などDFに着用選手が多い。
ちなみに、コロンビア戦の日本代表のスタメンでは、長友佑都、酒井宏樹、原口元気が「マーキュリアル」、昌子源が「ティエンポ」を履いていた。