11月25日に行われた競馬の第38回ジャパンカップ。年末の有馬記念と並ぶ1着賞金3億円という国内最高のレースを制したのは、牝馬のアーモンドアイだった。
今年、桜花賞、優駿牝馬(オークス)、秋華賞の“牝馬三冠”を達成した3歳女王。初の古馬との対戦となったジャパンカップでも1.4倍の圧倒的1番人気に推されると、その期待に見事応えてみせた。
名手クリストフ・ルメールに導かれ、粘るキセキを楽々ととらえたアーモンドアイ。今年4つ目のG1制覇を達成した。
しかも、タイムはなんと2分20秒6! 2005年のジャパンカップでアルカセットが記録したレコードタイム、2分22秒1を1.5秒も上回っただけでなく、芝2400メートルの世界レコードまでも更新してしまったのである。
今回のレースは海外でも注目されており、海外競馬専門の『World Horse Racing』がレースの様子などを動画で伝えている。
Listen to that roar for Almond Eye ??
? up who wants to go to the Japan Cup ? next year…#アーモンドアイ #JRA #ジャパンカップ #競馬 pic.twitter.com/ck47O7jSmV
— World Horse Racing (@WHR) November 25, 2018
Dubai Sheema Classic looking likely for Japan Cup hero ALMOND EYE ? @MeydanRacing @DubaiWorldCup
Who wants a match up with Enable? ?#アーモンドアイ #JRA #ジャパンカップ #競馬 pic.twitter.com/tAQGa5uPfS
— World Horse Racing (@WHR) November 26, 2018
対戦を望む相手として名前が挙がっているエネイブル(Enable)は、世界的レースとして知られるフランスの凱旋門賞で今年、連覇を達成した名馬。アーモンドアイと同じ牝馬であり、歴史的な「名牝対決」への期待が海外でも高まっているようだ。
Lots of talk about Almond Eye heading to the Arc – if she met Enable who would come out on top? ?
? Almond Eye / アーモンドアイ
❤️ Enable / エネイブル#アーモンドアイ #JRA #ジャパンカップ #競馬 #凱旋門の賞 #エネイブル pic.twitter.com/tzTM25PEDg— World Horse Racing (@WHR) November 27, 2018
凱旋門賞制覇は、日本のホースマンにとって悲願。アーモンドアイがこれまで何度も跳ね返されてきた“壁”を乗り越えられるか、大いに注目である。