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サッカー
2018/12/28 18:30

いいね! 雪かきに集まったサッカーファン、バイト代をもらわず寄付する

12月に入り寒さが本格化するなか、欧州サッカーシーンにも影響が出ている。

 

12月半ば、クロアチア1部リーグではウインターブレイク(冬休み)前最後となる試合が開催された。ただ、オシエク対インテル・ザプレシッチの試合は、大雪の影響で延期となってしまいそうな状況に……。

 

そうしたなか、オシエクはピッチ上の雪かきをサポーターたちにお願い。現地メディアの『24sata』によれば、時給25クーナ(およそ433円)を支払うから!  というものだったそうだ。

 

すると100人ほどのファンが集結し、3時間足らずでピッチは綺麗に!

一部の参加メンバーは賃金の受け取りを断り、その代わりに手術が必要な知り合いに渡すことにしたそう。すると、他の多くの参加者たちもそれに賛同したという。

 

つまり、雪かきで得られたはずの報酬を寄付することにしたわけだ。一つのチームを応援する“同志”であるサポーターのつながりは、やはりどこの国でも強い。ちなみに豪雪地帯のある日本のJリーグでも、サポーター有志によるピッチ上の雪かきは春先の名物となっている。

こうして行われた試合は、オシエクが見事6-0と完勝! サポーターの貢献に応える最高の形で2018年の戦いを締めくくっている。