スポーツ用品メーカーのNIKEは3月11日、6月に開幕するFIFA女子ワールドカップに出場する14か国のホーム・アウェイ両ユニフォームを一斉に発表した。
同日、開催国フランスの首都パリで14か国の代表選手28名が一堂に会し、ユニフォーム姿のお披露目となった。
今大会でNIKEのウェアを使用する14か国は、開催国フランスを筆頭にイングランド、ノルウェー、オランダ、アメリカ、カナダ、ブラジル、チリ、ナイジェリア、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国。
出場26か国の過半数を超える“最大勢力”となった。
NIKEの地元アメリカは4年前、日本を決勝で破り通算3度目のワールドカップ制覇を達成。今大会では連覇を目指す。
「今年の夏は女子フットボールの成長にとって、一つの転換期となり得ると信じています」とは、NIKEの最高経営責任者兼代表取締役であるマーク・パーカー氏の言葉。今後も女子アスリートへの強固な支援と、革新的かつ魅力的なプロダクトデザインの提供に務めるとしている。
またNIKEでは、フットボールキットに再生プラスティックボトルを原料として使用。2010年以来60億本のプラスティックボトルを有効利用してきた。6月の女子ワールドカップ出場チームが着用するウェアにも、こうした再生資源が使われているという。
日本の「なでしこジャパン」も出場する女子ワールドカップは、6月7日にパリで開幕する。