南米のクラブ王者を決める大会、コパ・リベルタドーレス。2018年大会の決勝では、アルゼンチンのリーベル・プレートとボカ・ジュニオルスが激突した。
両者はともに首都ブエノスアイレスに本拠を置いており、ライバル関係は熾烈そのもの。案の定、決勝ではボカのチームバスが襲撃される事件が発生し、リーベルはホームで2ndレグを戦うことができず。それでも、中立地のスペイン・マドリードで行われた一戦を延長戦の末に制し、南米王者に輝いた。
¡RIVER CAMPEÓN DE LA COPA LIBERTADORES! pic.twitter.com/vensXnwxQD
— River Plate (@CARPoficial) December 9, 2018
そうしたなか、あるリーベルファンがとった行動と、その“結末”が話題になっている。
地元メディアの『TyC Sports』によれば、このファンは優勝を記念したタトゥーを、先日足に彫ったのだが、そのタトゥーとは「QRコード」。
¡Tan loco como el Pity! Un hincha de #River se tatuó un código QR que al ser capturado por la cámara de cualquier dispositivo móvil linkea directamente a un video con los goles de la histórica final, y fotos suyas con su familia. pic.twitter.com/dPrW8J9tjN
— TyC Sports (@TyCSports) April 11, 2019
気になるアクセス先はというと、リーベルがコパ・リベルタドーレス決勝戦で宿敵ボカを相手に奪ったゴール動画のページだったのだ。イマドキすぎる!
¡La verdad sobre el tatuaje del hincha de #River! ⚪?
El autor explicó que el video del código QR está en privado para evitar que lo denuncien y puedan bajarlo.
? seguimientoCarp pic.twitter.com/9lZjByaMfb
— TyC Sports (@TyCSports) April 12, 2019
現地でもクレイジーと伝えられていた仰天タトゥー。しかもこの話には続きがあり、ニュースとしてSNSで拡散された後、わずか数時間で当該動画が権利面の問題によってなんとYouTubeから削除されてしまったという。せっかくのタトゥーが台無しに……。
自分だけが閲覧可能なプライベートモード設定で動画をアップし直したという情報もあるが、それはそれでQRコードの意味があまりない。熱狂的なファンの多いサッカーに、またある種の微笑ましいエピソードが生まれてしまったようだ。