2019年のゴルフ界は大賑わいでした。タイガー・ウッズ選手がマスターズ優勝で完全復活を遂げ、“スマイルシンデレラ”渋野日向子選手の全英女子オープン優勝、女子黄金世代の大活躍、石川遼選手の復活、今平周吾の賞金王争いなどなど、話題に事欠かない1年でした。
2019年10月にはZOZOチャンピオンシップに出場するためタイガー・ウッズ選手が来日しましたが、同大会でウッズ選手が使ってたゴルフクラブが目に留まった人も多いのではないでしょうか。ウッズ選手が使っているのは「テーラーメイド」というアメリカのブランド。ウッズ選手ほか、ダスティン・ジョンソン選手、ローリー・マキロイ選手など名だたるトップゴルファーがテーラーメイドのクラブを使用しており、ゴルフをプレイする人にとっては憧れのブランドです。
そんなテーラーメイドが2019年11月16日、銀座5丁目に旗艦店をオープンしました。新橋からの移転オープンなのですが、ブランドイメージと銀座という街のイメージがマッチし、売上は1.5倍と絶好調。特に一部のウエアは銀座店でしか売っていない商品もあり大人気です。もちろん、ゴルファーがプレイの時に着用するために購入していくのですが、タウン着として購入していくお客も少なくないそうです。
というのも、テーラーメイドゴルフはスタイリッシュな中にも伝統的なラインを守り、上質感とともに落ち着いた大人の着こなしを提供してくれるから。本記事では、タウン着としても使えるテーラーメイドファッションを試してみました。
ストレッチが高く、動きやすくて暖かい
ますはシャツ。「テーラードピケS/Sポロ」はピケ素材の採用により、ソフトな肌触りでストレッチ性が高く、立体裁断で動きやすいのが特徴です。襟裳元のブルーのラインがおしゃれ。価格は7000円(テーラーメイド公式オンラインショップ価格・税別)。写真のシャツは半袖ですが長袖もあります(8400円)。ちなみに、右肩のエンブレムは銀座店限定です。
パンツは「テーラードパンツ」(1万5400円)。ストレッチ性に優れるとともに、撥水性能を有するのでちょっとした雨なら平気です。強い雨が降る日、上半身は傘をさしているので濡れませんが、下半身がずぶ濡れということはよくあります。撥水性能があれば濡れにくくなり、またストレッチ性も高いので階段の昇り降りも楽です。
ミドルレイヤーには「ハーフジップベーシックセーター」(1万8200円)。前身頃は防風仕様になっているので、ジャケットを羽織った場合に前ボタンを留めるなくてもよさそうです。フリースはオフィスには着ていきにくい、でも動きやすいほうがいい、というニーズにぴったり。
アウターは「ウインターグースダウンジャケット」(3万5000円)。裏地にポリウレタンフィルムラミネート加工を施すことで保温性を高めました。表面は撥水性があるので、少々の雨でも平気です。ダウンは濡れると極端に保温性が落ちるので雨の日に着ていくことがためらわれますが、撥水性があればいつもで着ることができます。もちろんストレッチ性能も有しており、満員電車など通勤時のストレスを解消してくれます。
女性のコーディネートも見てみましょう。シャツは「ホールガーメントL/Sポロ」(1万8000円)。背中の首筋にメッシュ加工が施され、こもった熱を放出します。背中側右肩のロゴや袖・裾のラインがさり気なくておしゃれ。
ミドルは「ファブリックミックスF/Zセーター」(1万9600円)。フロントに防風素材を使用したニットジャケットで、背中の中央や肘周りにストレッチ加工を施し、動きやすさを確保しているのが特徴です。
アウターは男性と同じ「ウインターグースダウンジャケット」(3万800円)。同じく撥水機能と防風機能を持っているうえ、ポケットと襟足の赤いラインがワンポイントになっています。パンツは撥水機能とストレッチ性、UVケア機能がある「ベーシックパンツ」(1万1200円)。ウール100%のニットキャップ「ケーブルビーニー」(5200円)もショップで販売しています。
イチオシなのが「レインワンピース」(2万2000円)。軽くて撥水性が高いので、雨の日だけでなく春秋の少し肌寒い日の薄手のコートとしても使えます。銀座店の店員さんも、「私も春秋のトレンチコート代わりに使っています」とのこと。