日本人が再びビッククラブに挑戦する。ザルツブルグに所属していたサッカー日本代表の南野拓実が、プレミアリーグの名門リヴァプールFCと2020年から4年半の契約に合意した。
Hello, Liverpool fans! I am very happy to be part of Liverpool Family. Always try to do my best for Liverpool FC!!! tm18 pic.twitter.com/mLedDx1OAT
— TakumiMinamino 南野拓実 (@takumina0116) 2019年12月19日
リヴァプールといえば、チャンピオンズリーグで14年ぶり6度目の優勝を果たし、先日クラブワールドカップでも優勝したヨーローッパの名門中の名門。
現在もプレミアリーグで首位に立っている、世界最高峰のビッグクラブだ。
そんなリヴァプールが南野に目をつけたのは、10月に行われたザルツブルグとの直接対決で、南野が1ゴール1アシストの大活躍をみせたことがきっかけだったと言われている。南野がゴールを決めた瞬間、リヴァプールの指揮官ユルゲン・クロップはなぜか納得したような表情でうなずいていたのも印象深い。クロップは、ドルトムント時代に香川真司を見出した経験を持つ名将。日本人の扱いにも慣れていることから、南野の才能を存分に活かした戦術をみせてくれそうだ。
そんな南野が2019年〜2020年シーズンにみせた、ゴール・アシスト集がこれ。リヴァプール戦でみせたド派手なゴラッソに加え、ゴール前への走り出しから決めるシュートや、ペナルティーエリア外からのミドルシュートも多数放つなど、そのレパートリーは実に多才。このプレーが世界最高峰の舞台、プレミアリーグで見られると思うと今から楽しみで仕方ない。
最速でのデビューは1月5日のエバートン戦になる南野。リヴァプールでのポジションがどこになるかの詳細は不明だが、ライバルになり得る攻撃陣はシャキリやフィルミーノなど実力派揃い。まずは、途中交代から活躍の場を経て自分のポジションを確立してほしいところだ。
彼の活躍が、今後の日本サッカー界の発展にも大きく関わってくることは間違いない。ファンと指揮官の信頼を勝ち取り、絶対的なポジションを掴み取ることに期待しよう。