コロナウィルス感染拡大の影響での中断など、アンタッチャブルなシーズンとなった今年のNBAがついに閉幕。ファイナルでは、マイアミ・ヒートを4勝2敗で下し、ロサンゼルス・レイカーズが実に10年ぶりの優勝を果たした。
今年はレイカーズにとって絶対に負けられないシーズンだった。1996年から2016年までの現役生活をすべてレイカーズに捧げてきフランチャイズプレイヤーのスーパースター、コービー・ブライアントが1月に事故で他界。彼に優勝を捧げるために、チームは一丸となりシーズンを駆け抜けたのだ。
チームを牽引したのはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス2人のスタープレイヤーであることに疑問の余地はない。
ポストシーズンにおいて、平均27.6得点10.8リバウンド、8.8アシストを記録したレブロンはMVPも受賞。コービーがなくなった際に「レガシーを受け継ぐ」とコメントしたが、まさに有言実行となったのだ。
久しぶりの優勝に沸くロサンゼルスを象徴する光景がある。それがディズニーランドのシンデレラ城だ。NBA公式SNSは、レイカーズの地元ロサンゼルスにあるディズニーランドが優勝を記念して、シンデレラ城をレイカーズカラーの紫でライトアップした写真を公開した。普段はみられない妖艶な紫のシンデレラ城に対して、コメント欄では「キレイだなぁ!」「レイカーズ城だ!」「コービー!これはあなたに捧げる光景だ」とファンたちは沸きに沸いていた。
デイビスの再契約が報道されているため、来季もレブロン×デイビスという2人のスターの強力なタッグが形成される予定のレイカーズ。来シーズンの連覇にも期待ができそうだ。