巨人の坂本勇人が、プロ野球史上53人目となる通算2000本安打を達成した。シーズン前には、2000本安打の最年少記録を更新することも期待されたが、コロナウィルス感染拡大の影響による開幕の延期により記録達成はならず。しかしながら、31歳10か月での記録達成は史上2番目の若さという大偉業には変わりない。
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記録達成は1回の第一打席だった、ヤクルト先発のスアレスからレフト線へスタンディングダブルとなる1打を放ち見事2000本安打。坂本は塁上で記念ボードを掲げ、記録達成を心待ちにしたファンたちに感謝の意を表した。
偉業を成し遂げた坂本には、世界中から祝福の声が届いた。現役時代を共に過ごし、兄のように慕う阿部2軍監督、ソフトバンクの王会長といった球界の名だたる人物からのお祝いメッセージはもちろん、「88世代」の中心人物であり、少年野球時代バッテリーを組んでいたことでも知られているニューヨーク・ヤンキースの田中将大からも、海の向こうから祝福の声が届いた。
さらに、同世代アスリートとして親交の深いサッカーの香川真司も自身のSNSで坂本を祝福。坂本と書かれた巨人のユニフォームを着用し、サッカーボール等で2000の文字を作って友人の偉業を祝った。
また、驚きだったのがジーターからのメッセージだ。ヤンキースファンからは「ザ・キャプテン」と呼ばれるなど、ヤンキースの歴代最強の遊撃手であり、2000年代のMLBを代表するスーパースターからもお祝いが届いたのだ。「坂本くん、おめでとう!」日本語で語ったジーターは、自身と同じ遊撃手としての偉業達成を素直に祝福しているようだ。
2000本安打といえば、キャリア晩年の選手がなんとか達成するイメージがあるものの坂本はまだ31歳。今後もこのペースでヒットを積み重ねれば、3000本安打も決して夢ではない。守備負担の大きいショートにして早期の記録達成をしたことから、歴代最高の遊撃手という声も聞こえてくる坂本。今後どこまで記録を伸ばし続けてくれるのか、巨人ファンのみならず全てのプロ野球ファンが期待していることだろう。