NAGATOMO KEIKAKU 長友佑都のミラノ生活 Vol.04 ニッポン
オリンピックの熱狂が去り、イタリアではついに新シーズンが開幕! 長友選手が所属するインテルは、開幕直前にまさかの監督交代劇が繰り広げられましたが、新監督フランク・デ・ブールは「打倒ユーベも不可能ではない」と頼もしい発言。話題に事欠かないインテル周りですが、今回は少し視点を変えて、長友選手と日本/日本代表」について。もうすぐ始まる最終予選を前に、ハリルホジッチ監督についても、長友選手に印象を語ってもらいました!
長友佑都(ながとも・ゆうと)●インテル所属。DF/MF。背番号55。2010年、2014 年とワールドカップに連続出場。瞬間的なスピードと屈強なフィジカルでサイドを制圧する。長友佑都オフィシャルサイトはコチラ
欧州のトップで戦うには技術よりもメンタルが大事
――日本代表では、長友さんがヨガブームを作られたようですね。
「岡崎や香川、清武なんかが『一緒にやっていいですか?』って感じで始めました。みんな上手いですけど、やはり岡崎選手が素晴らしい体の柔らかさで、とにかく驚きました。レスターで優勝に貢献したのも納得がいく、驚異の身体能力でしたね」
――その3人のように今後世界で活躍できそうな、長友さん注目の若手はいるでしょうか?
「 技術やテクニックで、自分より優れた選手はたくさんいますが、いまヨーロッパのトップでやれる選手がいるかというと……難しいでしょうね。本田選手にしても岡崎選手にしても、やはり強いのはメンタルなんです。彼らは絶対にブレずに、どんな環境でもやるべきことをやり続けている。世界で戦うには、最後に必要なのは気持ちしかないと思っていますから」
ハリルホジッチ監督は厳しさの裏に愛がある
――9月には最終予選が始まります。ハリルホジッチ監督とは、いったいどんな人なのでしょうか。
「キリンカップのときは、ダメ出しの連続で(笑)。ポジショニングについて、攻撃時の精度について、プレーに関してとにかく説明が多い。超情熱的で、これまでの代表監督のなかでも最高に熱い。でもその厳しさの裏に愛もある、そんな人ですね」
――最終予選の展望はいかがでしょう。まずUAE、タイと連戦です。
「 簡単だと思いますか? 正直、死ぬほど厳しいと思います。特にアウェーは移動距離がすごく長いし、気温、湿度ともに高いから、ヨーロッパからだとコンディショニングが難しい。ピッチも審判も通常の試合とはまったく違うので、簡単な試合はひとつもないと思いますよ」
――話は変わりますが、長友さんがオフなどで日本に戻る場合、よくいくお店とかありますか?
「日本でお店はあまり行かないですが、CINQUE STELLEって、イタリアブランドを扱うお店は好きですね。たまに人に頼んで、欲しいものを買いに行ってもらいます。まあでもイタリアブランドならイタリアで買えばいいワケですから、向こうで買って持ってきますね(笑)」
【TOPICS】
長友選手がCEOを務める新会社「クオーレ」始動!
「運動・食事・精神」を軸に様々な事業を推進するクオーレが本格始動! ゲットナビ的な注目は、ソフトバンクが提供する、パーソナルデータに基づいたヘルスケアサービス「パーソナルカラダサポート」への参加。長友選手の体幹トレーニングなどが配信される予定です。クオーレのサイトはコチラ