6月20日にメットライフドームで行われた、埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズの一戦。この日の試合前に行われたセレモニーがSNSを中心に絶賛されている。
【試合前】
遠方から埼玉に来て戦う選手へ向け、選手・監督・チームスタッフ・家族から暖かいメッセージが届きました#seibulions pic.twitter.com/vh76RzgqaJ— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) June 20, 2021
「父の日」にちなんだこのセレモニーの主役は、ライオンズに所属する助っ人外国人選手たち。バックスクリーンのビジョンで流された映像では、辻発彦監督や日本人選手が「一緒に頑張りましょう」「私達は家族です」といったメッセージで助っ人たちを激励。コロナ禍の影響で、家族と離れ離れになりながらも懸命にプレーする彼らに、心のこもったメッセージを送った。
さらに、海外から家族直々のメッセージ動画も公開。妻や子どもからの直接届けられたメッセージを目にすると、助っ人たちの目はみるみるうちに潤み、人目をはばからず涙を流していた。
他球団ですけど素晴らしい企画だと思いました。
家族に会えない中、異国の地で野球をしにきてる外国人選手たちの心情を考えると僕も目頭熱くなりました。
球界全体に広がるといいなぁ。 https://t.co/sogqqyz0iP— 上沢 直之 (@naoyukiuwasawa) June 20, 2021
この粋な計らいに、SNSでは「全球団でやればいい」「泣ける」「他球団ファンですが感動しました」といった称賛の声が相次いでいる。また、現役選手からもこのセレモニーに対する絶賛の声が。北海道日本ハムファイターズに所属する上沢直之は自身のSNSを更新。「他球団ですけど素晴らしい企画だと思いました。」「球界全体に広がるといいなぁ。」と、心のこもったライオンズの企画を絶賛した。
【試合結果】6/20メットライフ
埼玉西武 3-3 千葉ロッテ
1勝1敗で迎えた3戦目は引き分けで終了。埼玉西武の山川選手は一時同点となる本塁打を記録。千葉ロッテの佐々木投手は1回を完璧に抑えるリリーフ。 #seibulions #chibalotte
◆試合詳細はこちら!https://t.co/XS8qJzxP2q pic.twitter.com/eojHLnFxkV— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) June 20, 2021
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この日の試合で先発したザック・ニールは6回途中2失点。引き分けに終わったが、家族からのメッセージを力に好投をみせた。試合後は、自身のSNSを日本語で更新。「今日は本当に特別な日になりました。動画を作っていただいた球団を始め、監督・コーチ、チームメイト達にありがとうと言いたいです。今日のことはいつまでも忘れないですし、大切にしたい思い出となりました。ありがとうございました!」と感謝のメッセージを綴った。