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2021/7/30 19:00

昨年完売のキャロウェイ「スターストレッチ」が今年もお目見え。ゴルフ&街着としての実力は?

つい2~3年前までは、プレイヤーの高齢化により、ゴルフ人口は先細りすると言われていました。しかし昨年来、状況が大きく変わってきています。20~30代の若い世代でゴルフを始める人が増え、練習場もコースも大賑わい。コロナ禍によりさまざまな制限を受けてストレスを感じている中、ゴルフならば密にならず屋外で思い切り体を動かせる、屋外なので適度な距離を保ちながら仲間と楽しんでプレイができる、という理由で人気となっているようです。

 

これによりクラブなどのギアの売り上げが拡大していますが、ゴルフウエアの市場も同時に活性化しています。ゴルフウエアは動きやすさなどの機能性が高いだけでなく、ファッショナブルなことも大きな特徴で、ゴルフ場は老若男女が日頃できないオシャレを楽しむ場となっているのです。

 

そんなゴルフウエアのトレンドにも最近ちょっとした変化が起こっています。家からそのまま着て行ける、ゴルフが終わっても着たまま帰って来られる、スポーツウエアだけどタウン着としても違和感のない、さりげないデザインが流行りつつあるのです。その理由の1つに、感染症を意識してロッカーを使わないゴルファーが増えていることが挙げられます。

 

多機能で軽くて薄く着心地も良い「スターストレッチ」アイテム

キャロウェイが9月に発売を予定している「スターストレッチ」シリーズも、今年のトレンドをがっちりつかんだ高機能ウエアです。同シリーズは昨年も発売しましたが、その機能性から人気となり早々に売り切れてしまいました。今年はデザインを変えてよりスタイリッシュになっています。

↑2021秋冬モデルの「スターストレッチ・フルジップスウェットパーカー」。価格は1万7600円(税込)

 

スターストレッチはその名の通り、高ストレッチ性能でスイングの邪魔をしないのが一番のウリ。さらに、風を通さない防風性能で保温力を高めます。撥水性もあり、少々の雨ならば弾いてくれ、ドロ汚れも弾きます。それでいて透湿性能も高いので、汗による蒸れを防ぎます。そして、撥水生地にありがちな生地のこすれによる“シャカシャカ”感がなく、着心地が良いのが大きな特徴。

↑ストレッチ性が高くスイングの邪魔をしない

 

2021秋冬コレクションではフルジップスウェットパーカーをラインアップしました。前身頃にスターストレッチ素材、背中と袖、前身頃の裏地にフリース素材を使い、伸縮性に富みながら着心地は柔らか。ブラック、グレー、カーキ、ホワイトの4色展開となります。

↑前身頃以外はフリース生地を使って柔らかでストレスのない着心地

 

便利だと感じたのがフードストッパー。フードがあるとちょっとした雨の際に頭が濡れずに済むのですが、フードを使わない時は邪魔になります、風に煽られて顔にまとわりついたり、スイングの際に振り子のように左右に揺れ気になったり。ストッパーでフードを止めれば、スイングの際に気なることもないでしょう。

↑フードの揺れを防ぐフードストッパー付き。ショットに集中できる

 

キャロウェイでは通常のラインとは別に、直営店・オンライン・百貨店向けのラグジュアリーブランド「レッドレーベル」を用意しています。同レーベルでもスターストレッチ素材を使用したブルゾンを同時発売します。全面的にスターストレッチ素材を使用し、より動きやすい作りになっています。ポケットのドローコードや肩にワンポイントで赤を使い、レッドレーベルの特別感を醸し出しています。ブラック、ホワイト、カーキの3色展開です。

↑レッドレーベルの「スターストレッチ・ブルゾン」。ワンポイントの赤がさりげなくオシャレ。価格は3万5200円(税込)

 

↑レッドレーベルは素材に高級感がある。体温を逃さないようドローコードで裾を絞ることができる

 

レディース向けには中綿ベストを発売します。輻射熱保温性を持つヒートフェスタ素材を使っているのが特徴で、秋から初冬、春先の肌寒い時期には手放せないアイテムとなりそうです。ブラック、ホワイト、レッド、ネイビーの4色展開です。

↑レディース用「スターストレッチ・中綿ベスト」。輻射熱保温性生地を使用して温かさを保つ。価格は1万8700円(税込)

 

スターストレッチシリーズはいずれも洗練されたデザインで、タウン着としても利用できるのが特徴。主張しすぎないデザインによりさりげないオシャレを楽しめ、それでいて動きやすくて暖かい。密を避けて自転車通勤している人や、健康のためのウオーキングにも利用できそうです。

 

 

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