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サッカー
2021/11/15 20:00

「W杯のゴールが忘れられない」元日本代表・玉田の引退に惜別のメッセージが続々

日本サッカー界の発展に貢献した名選手が、また一人ピッチを去る。V・ファーレン長崎に所属する、元日本代表の玉田圭司が2021年シーズンでの引退を発表した。

 

 

チームの公式サイトで引退を発表した玉田。声明の中で「まずは、今日11月11日11時11分に発表したいという僕のわがままを聞いてくださったクラブにとても感謝しています。」と語ると、これまでに所属したチームや日本代表関係者、ファン・サポーターに向けて感謝の想いを綴った。

 

玉田といえば、2006年のドイツワールドカップ、ブラジル戦でみせた衝撃的な先制ゴールだろう。左サイドからのスルーパスに抜け出し、ゴールネット左隅に突き刺したことにより、王者ブラジルを本気モードにさせ1-4の惨敗となったこの試合は今でも語られる事が多い伝説の一戦だ。

 

 

V・ファーレン長崎の公式SNSで玉田の引退コメント動画が公開されると「ブラジル戦でのゴールが忘れられません」「私にとって永遠にヒーロー」「長崎のためにありがとうございました」など、ファンからは多数の惜別コメントが届いた。

 

 

 

 

さらに、過去に所属した名古屋グランパスも「名古屋を愛し名古屋に愛される男」のハッシュタグをつけ玉田の引退を労う投稿を行なった他、柏レイソル、セレッソ大阪もリスペクトを込めたメッセージを投稿。

 

 

ともに名古屋でプレーした金井貢史からも2ショットの写真を添えたメッセージが投稿されるなど、現役選手からもリスペクトを集めていた日本サッカー界屈指のドリブラー。残りのシーズン、その勇姿を目に焼き付けたい。